アメリカは同性婚合法化へ。一方のマレーシアのLGBT事情は?

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こんにちは、なぐもさむです。

すでに数カ国で合法化となっている同性婚。

ついにアメリカでも米連邦最高裁の判断により、全米で合法化の方向になるようですね。

やはりアメリカでも認められる方向となると世界中で大きく報道されます。

当然、オバマ政権や民主党には最高の追い風になるでしょう。

といっても、世界的に見ても同性婚が合法化とされている国はごく少数です。

私が住んでいるマレーシアはどうでしょう?

残念ながら、未だにマレーシアでは同性愛は犯罪となっています。

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未だにマレーシアでは犯罪

マレーシアやシンガポールはかつてイギリスの植民地でしたが、旧英国の植民地の国にはソドミー法という規制がまだ生きており、同性愛は違法という事になっています。

といっても実際にはザル法ですので、同性愛で逮捕されるような事は滅多にないようです。

数少ない例として、野党の大物政治家であるアンワル元副首相が同性愛で逮捕されて実刑が確定になりましたね。

それでもLGBTの人たちはいるんです

私の周りには日本にもマレーシアにもLGBTの人たちがいます。

皆さん普段は普通に仕事もして、一般の人たちと同じような生活をしていますが、それでも自分のセクシャリティは堂々とできないのが現実です。

密告されたり逮捕される可能性があるマレーシアなら、尚更の事ですね。

ゲイバーの類も堂々と営業はできません。普通のバーの看板で営業して、実はそういう人が集まる店となっているようです。

マレーシア地方都市出身のあるゲイの友人(中華系)に色々話を聞きました。

彼はたまに実家に帰ると、毎日のようにお見合いをセッティングされるらしいです。

わざと相手に気に入られないように振る舞ったり、お見合い成立させないよう抵抗し続けているのですが、聞いてる限り大変そう。

長男ですからプレッシャーは厳しいようで、「もしかしたら別居前提の結婚をして、相手には実家で親の世話をしてもらうかも。」とまで言ってました。

だからカモフラージュとして結婚して、まもなく別居したり離婚したりするゲイはかなり多いようです。

なんだかなぁとも思うのは否めませんが、「実家にゲイだとバレたらもう人間扱いされないし、彼氏は殺されかねない。」とまで言われると、何も言えませんでした。

中華系の家族は日本の田舎以上に濃密な関係にありますからね。

また、これがマレー系のムスリムだと更に厳しくなるようです。

イスラム教ではゲイ自体が完全にアウトで許されません。敬虔なムスリムだと中華系以上に保守的な人たちですから、尚更厳しいでしょう。

やはりマレーシアはムスリム色が濃い国なのは間違いありません。

シンガポールは変わりつつあります

一方、同じく同性愛が違法なシンガポール。

こちらもゲイバーの類を堂々と営業できないのは同じ。

ただ、最近はPink DotというLGBTの大規模イベントが毎年行われるくらいにもなり、徐々にオープンになりつつあるようです。

こういうイベントを開催できるのも、やはりムスリム色が濃くない国だからでしょう。

それでも、日本などに比べてもまだまだオープンでないのは変わりません。

あらゆる人に権利が保障されるBorderlessな世界へ

マレーシアもシンガポールと同じ多民族多宗教国家です。

しかし、マレーシアはそれぞれの主義や信条などの多様性を考慮しているのかと言ったら、残念ながらシンガポールより考慮が足りないと思います。

まだまだ多数派のマレー系とイスラム教が最優先なんですよね。

でも、LGBTなどマイノリティにとってインターネットというのはすごく大きな存在です。

LGBTに限らず、インターネットで同じ信条の仲間と出会ったり、そういう信条はおかしいものではないと知ったり、自分自身の世界を広げるツールになります。

そういうところから少しずつ輪が広がって、少しずつ世界は変わってきました。

マレーシアでもその輪は広がっていると聞いています。

だから、私は多様性のある未来を信じています。

時間はかかるかもしれませんが、あらゆる人に権利が保障される、より”Borderless”な世界が実現する日を。

ちなみに、堅苦しい話を抜きに、マレーシアなど世界各地のゲイ事情をおもしろおかしく読むならこれがオススメです!

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