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東南アジア行き格安航空券・ホテルをネットでおトクに手配しよう

2017-11-17

こんにちは、さむさんです。

我々がマレーシアやタイなど東南アジアに行く際は、当然ではありますが航空券やホテルを手配する必要があります。

海外旅行というとお金がかかるイメージがありますが、今やネットの旅行代理店で格安航空券やホテルを簡単に手配して個人旅行ができる時代。

オンシーズンの北海道や沖縄に行くよりも、タイやインドネシアのリゾート地に出かけるほうが安くあがることは珍しくありません。

しかし、東南アジア行きの格安航空券は激戦区のため選択肢が豊富です。

そのおかげで、一見安いイメージのLCC(ローコストキャリア)よりも、レガシーキャリア(従来のフルサービスのエアライン)の航空券のほうが安い傾向があります。

このように、格安航空券を手配する前にきちんとリサーチしないと損しがちですが、初めてだとどうすればいいかわからないかもしれません。

そこで、マレーシアやタイなど東南アジア行きの格安航空券やホテルをネットでおトクに手配する方法を、初めての人にもわかるように解説してみます。

 

格安航空券のみ手配するか、ホテルも一緒に手配するか

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格安航空券を手配できるネットの旅行代理店では、多くはホテルの予約も受け付けます。

そこで、格安航空券のみを手配するべきか、それともホテルを一緒に手配するかという問題があります。

私は格安航空券と共にホテルも一緒に手配するのをオススメします。

一緒に手配するほうが我々も管理しやすいですし、エクスペディアなどは格安航空券とホテルを一緒に手配すれば、さらなる割引がきくからです。

もちろん、現地の友人宅に宿泊したりAirBnbなどの民泊で宿泊する場合は、格安航空券のみを手配しましょう。

 

格安航空券のみ手配する場合

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まずは、格安航空券のみを手配する場合です。

ホテルを合わせて手配する場合でも、同じ要領で航空券の価格をチェックできます。

LCCなら航空券が格安とは限らない

東南アジアでトップのLCCであるマレーシアのエアアジアは、クアラルンプールから東京・羽田空港への直行便を2010年に就航させました。

それ以降、LCC各社が東南アジアから日本への直行便を飛ばし始め、今やクアラルンプール・バンコク・シンガポールなど東南アジア各地へ毎日直行便が飛んでいます。

しかしアジア各国も人件費が高騰し、LCCの認知度や人気もアップしたせいか、最近のLCCの航空券は前ほど安くないのが現状です。

LCCは座席指定や機内食に受託手荷物、さらにクレジットカード払いの手数料まで徴収するので、レガシーキャリアと比べて航空券の料金があまり変わらないことも多いです。

おまけに、レガシーキャリアはLCCに対抗して運賃を値下げ傾向にあります。(その分、機内食などをコストダウンしてるようですね。)

LCCの航空券が明らかに安いのは、年に数回やる大規模なセールで購入した場合です。

それ以外なら、まずは航空券の比較サイトで値段を確認しましょう。

 

まずスカイスキャナー(Sky Scanner)で比較しよう

航空券の比較サイトの定番といったら、スカイスキャナー (Sky Scanner) になります。

単純に一都市を往復する航空券なら、出発地と目的地、それから行きの出発日と帰りの現地出発日を入力すれば検索できます。

今回は例として、東京からバンコクを往復する航空券を、2018/1/13-20の日程で検索してみました。

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また、最初の検索で"片道"をクリックして片道の航空券を検索したり、"複数都市"をクリックすることで、ストップオーバー(途中で降機する航空券)やオープンジョー(往路の目的地と復路の出発地が異なる航空券)の航空券の検索も可能です。

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さっそく検索してみると

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一番安いのはマカオ航空と出てきました。

しかし、最安値クラスの航空券は乗継時間がものすごく長かったりして、直行便と比べてはるかに長時間かかる場合があります

どのようなフライトスケジュールなのか、まず上記の"詳細"をクリックして、フライトの横にある三角印をチェックして確認してみましょう。

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この通り確認すると、往復共にマカオでの乗継時間が長すぎます。

往復共にマカオに入国して観光するのでもない限り、やめたほうがよさそうですね。

 

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他のチケットを見てみると、LCCのScoot(スクート)とマレーシア航空がほぼ同じ値段です。

スクートはシンガポール航空系のLCCで、日本発着はすべて最新のボーイング787を使っており、LCCの中ではフライトも快適な部類でオススメできるところです。

しかしスクートはLCCなので、座席指定や受託手荷物の料金を追加で払う必要があります。

このマレーシア航空のフライトも、乗継時間はかなり短めでした。

1,000円程度の差額なら、マレーシア航空のほうがトータルで安くなるでしょう。

 

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『詳細』をクリックすると、下の方に各旅行代理店での価格が表示されます。

今回の最安値は、HISが運営するサプライス(Surprice!)でした。

サプライスは航空券が割引になるクーポンを年に数回発行するので、クーポンが発行されている時期はさらに安く予約が可能です。

 

"次へ"をクリックしてそのまま予約してみましょう。

 

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ここで注意ですが、航空券の価格は各旅行代理店からスカイスキャナーにリアルタイムで反映されない仕様のため、価格が変更されたり売り切れの可能性もあります。

その辺は不便ではありますが、航空券の大まかな相場をチェックするにはスカイスキャナーは最適じゃないかと思います。

 

KAYAKとGoogle Flightもチェックしよう

スカイスキャナーと類似のサイトとして、KAYAKがあります。

使い方についても、ほぼスカイスキャナーと同じ要領で航空券を検索できると思います。

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また、ちょっと違うサービスのサイトとしては、Google Flightがあります。

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これらのサイトの違いは、スカイスキャナーとKAYAKは旅行代理店の格安航空券をメインに検索するのに対して、Google Flightはレガシーキャリアの公式サイトのみを検索します。

多くの場合は格安航空券のほうが安いですが、レガシーキャリアも時々セールで安いチケットを売り出しますので無視できません。

基本はスカイスキャナーをメインにして、KAYAKとGoogle Flightを補助として使えばいいんじゃないかと思います。

 

レガシーキャリアの経由便がオススメ

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実際にスカイスキャナーなどで検索してみると、LCCよりも安いレガシーキャリアは思ったより多いのがお分かりいただけたでしょうか?

私個人の見解としては、LCCの直行便とレガシーキャリアの経由便がほぼ同じ運賃だったら、レガシーキャリアを選ぶほうがベターだと思います。

受託手荷物を無料で預けられたり、機内食やドリンクも無料なのは大きいですよ。

確かにLCCの直行便のほうがフライト時間が短いですが、レガシーキャリアの経由便で乗継が悪くなければ、私は迷わずレガシーキャリアを選びます。

具体的には、ベトナム航空はかなり安いです。

あとは、マレーシア航空やタイ国際航空も安めのチケットが多くあります。

香港のキャセイパシフィック航空も思ったより安いですね。

上記のエアラインは、座席のスペースや機内サービスは明らかにLCC以上ですので、オススメできます。

中国国際航空など中国系エアラインもかなり安いですが、欠航などで予定が狂うことが多いので、上級者向けな気がします。

 

LCCはセールを狙って買おう

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LCCは思ったほど安くないと書いてきましたが、それでも荷物を預けない人ならLCCのメリットを享受できるでしょう。

そしてLCCのチケットが安くなるのは、年に数回あるセールの時です。

セールは不定期で開催されますので、LCCのWebサイトで無料会員登録をして、メルマガでセールの情報を受信するのを強くオススメします。

東南アジア行きなら、AirAsia(エアアジア)とScoot(スクート)は必須です。

特にエアアジアのBIGセールはなかなか予約が取れませんが、会員登録をしたらセール開始の1日前から予約ができるので、少しはマシになるでしょう。

 

格安航空券とホテルを合わせて手配する場合

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格安航空券とホテルを合わせて手配する場合なら、エクスペディアがオススメです。

なぜなら、航空券と合わせて手配するホテルが大幅割引となるAIR+割があるからです。

割引率はホテルによりますが、最大でホテル代はなんと全額OFF!

全額OFF級の大幅割引になるホテルはそうはありませんが、そこまでいかなくても10%割引にはなりますので、使わない理由はないですね。

 

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さっそく、エクスペディアのトップページから"航空券+ホテル"をクリックしましょう。

条件は前述のと同様、東京発バンコク着で2018/1/13-20の日程にしました。

 

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まずはホテルを先に選択します。

『その他』から『AIR+割』をクリックすると割引対象のホテルが表示されます。

 

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今回は前回訪問時に宿泊した、ホリデイインエクスプレス バンコクサトーンにしました。

シーロムまで歩いていける距離にあり、ホテルもまだ新しいので部屋もキレイでシャワーやWi-Fiも快適に使えるので、観光に夜遊びに幅広くオススメできるホテルです。

 

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このホテルで問題なければ、部屋タイプを選ぶと航空券を選択する画面に移ります。

 

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航空券は行きと帰りのフライトをそれぞれ選びますが、前述したマレーシア航空の同じフライトで選んでみました。

 

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結果は105,560円から94,468円となりましたので、11,092円の割引です。

大幅な割引ではありませんが、10%は安くなりましたね。

 

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別々に手配した場合を確認すると、航空券が37,400円で、ホテルが68,162円でした。

やはり航空券とホテルを一緒に手配するほうがおトクですね。

 

AIR+割の注意点

ただし、このAIR+割は以下の注意点があります。

  • 原則としてキャンセル不可
  • 航空券のみを先に予約してから後でホテルを予約するのは割引になる
  • ホテルのみを先に予約してから後で航空券を予約するのは割引にならない
  • 航空券の目的地以外のホテルや複数ホテルでも割引対象になる
  • 割引率はそのホテルやタイミングによって違う

まず一番注意しないといけないのは、原則キャンセル不可であることです。

しかしエクスペディアでは、航空券のみを先に予約してから後でホテルを予約した場合も割引の対象となります。(ホテルが先なのはダメです)

この場合、ホテルに関してはキャンセル可を含めて幅広く選べます。

ホテルの選択肢はむしろ広がりますし、まだホテルが決められない場合にとりあえずフライトだけ押さえることもできるので、すごくありがたいですね。

なお、いつまで割引が適用されるかは航空券により違うので、航空券購入時の表示をしっかり確認してください。(航空券購入から10日後までは大丈夫のようです)

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また、ホテルの割引は航空券の目的地以外や複数ホテルでも適用されるのも見逃せません。

たとえば、航空券はバンコクの往復で購入して到着後はタイを周遊する場合、バンコクとチェンマイのホテルを割引で予約できます。

agodaやBooking.comなどホテルを手配できるネットの旅行代理店は多くありますが、航空券の手配はリンク先の外部サイトで行うので、実質は別々で手配することになります。

エクスペディアはホテルと航空券を一緒に手配できるので、別々に手配する二度手間が省け、その上ホテルが大幅割引になるなど、他社よりもおトクなプランで購入できるわけです。

 

 

まとめ

以上、マレーシアやタイなど東南アジア行きの格安航空券やホテルをネットでおトクに手配する方法を、初めての人にもわかるように解説してきました。

東南アジア行きの航空券は安いのがたくさんありますので、あとはホテルをどうするかです。

この記事を参考にして、おトクに東南アジアの旅行を楽しんでくださいね。

それでは、また!

 

  • この記事を書いた人

さむさん

うつ病による退職後、アラフォーでタイとマレーシアで海外就職を実現しました。 現在は東京から、日本や世界の壁を越えた新しい働き方や生き方を追求中です。

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