こんにちは、さむさんです。
今回は最近の気になるニュースに関する話題です。先日行われた大阪府四条畷市の市長選で、現職としては全国最年少の市長が誕生しました。
今回当選された東修平新市長、実は出馬前に海外就職をしていた方なのです。私は数多くの海外就職経験者に会ってきましたが、選挙に出馬された人は他に知りません。海外就職というマイノリティな世界を経験された方ということで、勝手に親近感もわいてきました。(笑)
そして、海外就職後のキャリアは様々な道を選択できる可能性があると実感しています。日本で就職する人もたくさんいますが、それ以外の道を切り開く人だっているんですよ!
目次
今まで考えられないキャリアの人が海外へ行く時代
私が海外就職した2012年、海外就職は今よりもさらにマイナーな世界でした。その世界を目指す人は、かなりとんがった人ばかり。いわゆるエリートタイプよりも、雑草タイプや私みたいに人生詰んでたタイプが多かったと思います。
しかしこの東さんは、プロフィールによると京大の院卒で、トップの成績で外務省の官僚になられた人。海外就職には縁の無さそうな超エリートだなあ、という印象を感じたのが正直なところです。
しかし、最近はこのようなエリートな人たちも、海外で働く経験を求めて海外就職の世界に飛び込んでくるようです。私がお世話になったエージェントからも、東大クラスの大学出身の志望者は最近珍しくなくなったと聞きました。グローバル化が進むこの世界で、日本でしか働いた経験のないのはリスクだと彼らは気づいているのかもしれません。
こういう人まで海外就職するというのは、今までは考えられませんでしたし、とても驚いています。これまで海外就職は穴場的な一面もありましたが、そう遠くないうちに優秀な人でないと内定はゲットできない時代になるかもしれないですね。
海外就職後のキャリアをどうする?
その反面、海外就職経験者にとって、その後のキャリアの選択肢はまだ十分ではないのが現状です。日本はまだまだ転職の市場は大きくないので、特に一流大学を卒業して一流企業に勤務するような人には、満足できる転職先があるかはわかりません。
それゆえに、海外就職を希望していても躊躇する人は少なくありません。
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多様なキャリアを自ら切り開こう
やはり海外就職の道へ進むことは、良くも悪くも日本にいる多くの人とは違うレールを進むことになるのです。他の人と違う道で前を切り開くには、自ら動かないと先には進めません。
そういう先がハッキリしない道に進むのは、人によっては不安でしょうし、人によってはわくわくしてくるでしょう。その道の先にあるのは、一つの会社で昇進していくようなわかりやすいキャリアではありません。
たとえば、日本で転職するにしても、海外経験があるという特殊な経験を求めかつ理解してくれる企業を探したほうがベターでしょう。海外で得た経験や人脈を利用して、自らビジネスを立ち上げる人もいます。海外での経験を日本の地方行政で活かすというのも、その一つですね。
ご存知のように、日本はまだ閉鎖的であり、海外で勤務した経験がある人は多くありません。それが駐在員ではなく現地採用だったらなおさらです。
だから、海外で勤務した経験がある人はとても貴重な存在になります。多くの企業等ではないかもしれませんが、海外で得た広い視野を持つ人間を求めている人はどこかにいるはずです。その意味では、海外に行った経験があることで自分の未来は広がり、多様なキャリアを実現するチャンスがあるんじゃないでしょうか。
まずは自分が目指す方向性に向かって、毎日少しづつでもいいから動いていくべき!転職するならエージェントに自分の希望を伝えて、どんどん使い倒しましょう。起業するなら、自分が目指すビジネスを助けてくれそうな人に食い込んでいきましょう。
それが不安に思う以上にわくわくするなら、もう迷うことはありません。
まとめ
以上、最年少市長の誕生から海外就職後のキャリアについて検討してみました。
海外就職はその後のキャリアが・・・という人にも、こうやって自らキャリアを切り開く人がいることは、ぜひ知っていただきたいなと思います。やはり自ら動いていかないと新たな道は開けないんです。
また、東新市長はインドで海外就職されたわけですから、インドでたくさん貴重な経験をされてきたはず。日本では新しい考えや若い力を認めない古い勢力とぶつかることもあるでしょう。でも、その経験を政治の世界にどう活かしていくのかが楽しみです。応援しています!
その前に、海外就職を実現したいという方はこちらの記事が参考になるかと思います。
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それでは、また!