こんにちは、さむさんです。
今日見かけたこの記事について。
日本にいると、食事制限をする人ってほとんど見かけないですよね。
基本みんな雑食ですし、むしろ食事制限をする人のほうが肩身が狭いような。
私も日本にいる頃は、ベジタリアンなんてちょっとオシャレなスカした感じの人がするみたいに思っていました(苦笑)
今私がいるマレーシアはどうでしょう?
当然ながら、多数派であるイスラム教徒は豚肉を食べません。
レストランはどこに行ってもベジタリアンメニューがあるのが通常です。
しかし、知れば知るほどそんな単純な話ではすまされませんでした。
そんな日本人のイメージするベジタリアンとは違う食事制限の世界がそこにはあったのです。
まず民族や宗教での食事の違いについて
多民族国家であるマレーシアですから、民族ごとに事情は変わってきます。
一番分かりやすいのは、イスラム教徒であるマレー系。
彼らは豚肉も牛肉も食べず、お酒も飲みません。
当然、職場でのお食事会も日本みたいな飲み会にならないのですごく健康的です(笑)
また、まもなく約一ヶ月にわたる断食が始まります。
その時は、我々も職場ではおやつを席で堂々と食べたりしない等の気遣いは欠かせませんね。
毎年恒例とは言え、決して楽じゃないですから。。。
だから断食中は日が落ちて食事が可能な時間になる少し前から、レストランにマレー系が集団でやってきて今か今かと食事を待ってるのが通常の光景だったりします。
そんな腹ぺこ達の為に、ムスリム系レストランも断食中のディナーはバイキングをやるところが多いのです。それ故にかえって太る人もいるみたい(汗)
問題は牛肉へのスタンス
それに対して、中華系とインド系(特に中華系)は人によって変わってきます。
基本は、中華系は仏教 or キリスト教なので特に制限は無し。
インド系はヒンズー教が多いので、牛肉と豚肉は食べません。
・・・というのが多数派ですが、みんながそういうわけではありません。
まずインドも多民族多宗教国家であるので、インド系でもみんながヒンズー教ではありません。キリスト教徒やイスラム教徒だっていますし、牛肉を食べる習慣がある民族もいるわけです。
それだから、一部のインド系レストランには牛肉がメニューにあります。
そして中華系。
実は、敬虔な仏教徒だと牛肉を食べないという人がいるのです。
(東南アジアの人は日本よりもずっと信仰心が強いです。)
最近の若い人だと少ないですが、我々の親世代だとそういう人は意外といるようですね。
私の周りを見ても、今でも全員牛肉を食べないという一家の友人もいます。
また、親は牛肉食べないけど本人は食べるという友人もいます。
多様性を許容するゆえ
正直私は日本にいた頃は、中華系はみんな何でも食べるし、中華系でも牛肉を食べない人がこんなにいるとは思いもしませんでした。
そして、それは多様性を許容する社会だからこそできるんですね。
そうでないと、自分のポリシーでベジタリアンになったり牛肉を食べないと主張し、レストランも彼らの要望に応えるメニューを用意しないでしょう。
(ただ負の一面として、嫌いな物を無理に食べるよう親も厳しくしつけないようで、野菜が嫌いだから食べないと公言してる人も多いんですよね。(汗))
日本人以外と付き合う時は、こういう多様性がある人たちと付き合うことになるわけです。
こういう考えがあるんだ!と驚かされることは何度もありました。
何が正しくて何が間違ってるとかではなく、いろんな考え方があるという事を忘れちゃいけないですね。
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