こんにちは、さむさんです。
海外在住の皆さん、日本に一時帰国された際には携帯電話はどうされてますか?
おそらく、多くの人がデータ専用のSIMを購入したり、ローミングサービスを利用されていると思います。
また、日本でもLINEなどのメッセンジャーが普及したことにより、通話できないデータ専用の格安SIMをメインにする人も増えてきました。
しかし、日本の連絡先やSMSによるユーザー認証などの用途により、様々な事情で通話とSMSができる日本の電話番号が必要なこともあります。
そんなとき、日本の電話番号を最低限の費用で維持したいのにオススメできるのは、ソフトバンクのプリペイドケータイのSimply。
最初に6,458円を払えば、ケータイ本体と共に4,000円のチャージもついてきて、着信を受けるだけなら420日間有効の電話番号が手に入ります。
その後も3000円で420日間延長できますから、毎年3,000円で日本の電話番号を維持できるわけです。
最低限の費用で日本の電話番号を維持したい方にはうってつけじゃないでしょうか?
また、ケータイを受け取ったその日にSIMロックを解除できるので、ソフトバンクだけじゃなくドコモでも使えます!
目次
Simplyの申し込み
Simplyとは、ソフトバンクが提供するプリペイド式のストレート型携帯電話です。
音声通話とSMS(ショートメッセージ)にメール、そして小さな画面でネットサービスに接続するという、昔のいわゆるガラケーと同じ感じですね。
防水やおサイフケータイなどの機能はありませんが、4Gと3Gのネットワークに対応し、片手に収まるコンパクトな大きさで電池持ちも一週間以上という、最新型のシンプルな携帯電話です。
前払いのプリペイド式であるゆえ、使いすぎて高額請求されたり自動更新される心配はありませんので、その点でも安心でしょう。
このSimplyですが、私はソフトバンクの公式オンラインショップで購入しました。
プリペイド携帯を店頭で扱わないショップは少なくありませんし、送料・代引手数料は無料ですので、公式オンラインショップでの購入がオススメです。
通常は購入した翌営業日に発送されますので、あまり待たずに手元に届くでしょう。
Simplyのセットアップ
Simplyを利用する際は、その前に利用開始手続が必要となります。
SIMカードや電池をセットする
まずはSimplyのパッケージです。
箱も小さいので、カードと並べてもそれほど変わりません。
iPhone SEと比べても、ほぼ同じくらいの大きさになります。
携帯電話本体はプラスチックがメインなので、最近のスマホと比べるとかなりチープなのは否めないですね。
クイックスタートやマニュアルもありますので、使い方はそれらを見ればだいたいわかると思います。
まずはSIMカードと電池を携帯電話本体にセットします。
最近のスマホはSIMカードをトレイに乗せるのが多いですが、この携帯電話は自分で端子に抜き差しする感じになります。
SIMカードの抜き差しは慣れないと少しやりにくいですが、この画像の説明のとおりにやってみてください。
上記画像①でSIMカードの差込口を下に押さえて開けて、②でSIMカードを手前に引き出すという感じです。
microSDカードも同様にセットできます。
SIMカードなどをセットしたら、電池を入れて蓋を閉じます。
電池はそれほど残量がないので、充電を先にやっておきましょう。
電源を入れる前に、利用開始手続きをする
携帯電話の電源を入れても、この電話を使うことはできません。
その前に、電話回線の利用開始手続きをする必要があります。
ソフトバンクから『出荷完了のご連絡』というメールが届くと思いますが、このメールの本文に利用開始手続きの方法が記載されています。
Webもしくは電話での利用開始手続きができますが、Webのほうが待ち時間が少ないのでベターでしょう。
Webでの利用開始手続きをやってみましょう。
まずはメール記載のURLをクリックして、利用開始手続きの画面に移ります。
あとは画面の指示に従い、最後に手続き完了のメールを受信します。
それから電源を入れて、画面に4Gのアンテナが表示されたのを確認しましょう。
即日でSIMロックを解除して、ドコモ回線を使用できます
現在の日本においては、スマホ・携帯電話の本体を一括支払いで購入した場合はSIMロックの解除を即日することが可能です。
Simplyの4Gのバンド(周波数)はバンド1と8だけですので、いわゆるプラチナバンドには対応していません。
しかし、バンド1はドコモの4Gでメインになりますから、ドコモでも広いエリアで使用できます。
SIMロック解除はソフトバンクのショップですと手数料がかかりますので、マイページのMy SoftBankで手続きをするのがオススメです。
My SoftBankはまだパスワードを決めてないので、ログインできないでしょう。
その場合、『ログインにお困りの方はこちら』をクリックして、電話番号と申込み時に記入した4桁の暗証番号でログインができます。
『契約・オプション管理』→『契約の確認・変更』の『SIMロック解除手続き』に入ります。
ここでIMEI番号(製造番号)を入力します。
本体ごとに番号が変わりますので、Simplyの場合は電池を外した部分にプリントされています。
『解除手続きする』をクリックします。
ここでSIMロック解除コードが表示されました。
このSIMロック解除コードはメール等で送信されませんので、この場で番号を控えたりスマホで撮影して記録しておきましょう。
SIMロック解除コードが表示されたら、Simply本体のSIMカードをソフトバンク以外に変更します。
電源を入れたら『USIMロック解除』と出てきますので、ここで先ほどのSIMロック解除コードを入力します。
『ロック解除に成功しました』と出たら、これでSimplyのSIMロック解除完了です。
注意点
Simplyについての注意点は以下のようになります。
Simplyについての注意点
- 1人の名義で2回線まで持てる
- 1年以内の解約は違約金19,800円
- 420日間有効とは?
- 4,000円の無料チャージの残金は760円
- 充電ケーブルとアダプターは付属していない
1人の名義で2回線まで持てる
Simplyの場合、1人で持てるのは2回線までです。
それ以上の回線は持つことができません。
1年以内の解約は違約金19,800円
プリペイド式ですから本来解約はありませんが、この番号をMNP転出で使用するのは解約に当たります。
利用開始から1年以内の解約は、違約金19,800円です。
逆に言うと、1年経過すればMNP転出しても違約金はかかりません。
ドコモやauにMNP転出するなら、1年間維持するのを忘れないようにしましょう。
420日間有効とは?
前述の通り、Simplyの電話番号は420日間有効です。
言い換えると、『まず発着信可能な利用有効期間が60日 + 続いて着信及びSMS受信のみ可能な電話番号有効期間が360日』の合計で『420日間有効』となります。
よって、もし発信もする前提で使用するとしたら、60日おきにチャージをする必要があるわけです。
そもそも通話料は8.58円/6秒と高額ですし、通話の機会が多いようならかなり割高感があるでしょう。
やはりSimplyは、着信メインで使うのが一番コスパがいいと思います。
4,000円の無料チャージの残金は760円
最初にSimplyを購入した際に無料チャージが4,000円ありましたが、実はここから契約事務手数料の3,240円が引かれています。
よって、チャージの残金は760円ですので注意しましょう。
充電ケーブルとアダプターは付属していない
この携帯電話は低コストに作られているゆえ、充電ケーブルとアダプターは付属していません。
しかし、充電ケーブルは汎用性が高いmicroUSBケーブルになります。
少し前のAndroidスマホやデジカメにmicroUSBケーブルは多く付属してますので、ご自宅にあるケーブルとアダプターで充電はできると思います。
まとめ
以上、ソフトバンクのプリペイド携帯Simplyについてまとめてみました。
年間3,000円という維持費の安さは、サブ回線として理想的でしょう。
通話はほぼしないけど、緊急時の連絡先やSMS受信用として安く電話番号を維持したいという人にはうってつけです。
特に、海外在住者が一時帰国する時の連絡先として持つのはアリだと思います。
このSimplyは一部ショップでは取扱がない場合もあるので、確実に購入するなら、送料・代引手数料は無料のソフトバンク公式オンラインショップがオススメです。
通話ができる回線を最低限の費用で維持できる、ソフトバンクのプリペイド携帯Simplyをぜひ活用してみましょう。
それでは、また!