こんにちは、さむさんです。
私は20代を終えて10年以上経過しましたけど、20代のうちにやっておいてよかったことの一つは、IT系の仕事でキャリアを積んだことです。
今やIT系の仕事はどんな業界でも必要になりますし、おまけに慢性的に人手不足ですから、数年のキャリアがあれば他業種以上につぶしが利くと思います。
また、日本のIT業界で10年以上のキャリアがあったからこそ、私はアラフォーでも海外で就職できました。
Web系やクラウドなどの先端の技術だけでなく、サーバーやネットワークの運用・監視など一番泥臭い分野のキャリアでも評価されますし、海外でも広く求められます。私のキャリアも後者のほうです。
だから、経験やスキルの不足で就職できないフリーターやニートの人は、ITのスキルを身につければ就職のチャンスが広がります。特に20代の人ならなおさらです。
そこで、『スキルがない20代でもITを学ぶことで日本でも海外でも就職できる』ということについて、以下まとめてみます。
目次
日本でも海外でもIT系は就職しやすい
そもそもIT系は、スキルや経験さえあれば就職できる典型的な業種じゃないでしょうか。
日系IT企業に新卒で就職するなら、通常は会社がITスキルの新人研修を実施します。
長いと数ヶ月単位の研修ですから、それだけスキルが必要不可欠なわけです。
ITエンジニアは常に人手不足ですから、高いスキルの人はなかなか見つかりません。逆にいうと、スキルさえあれば30代や40代でも転職のチャンスはあります。
そして、海外でのIT系の仕事も、やはりITのスキルや経験を強く求めてきます。
海外で単に英語ができる人なら数億人単位でいます。しかし、ITスキルがあり日本のビジネスを経験している日本人は海外では多くありません。そこに希少価値があるわけです。
そして、現地人には無い希少価値があるからこそ、就労ビザなどの高いコストを払ってでも外国人を採用するわけです。
だから、海外のIT系求人でも重視されるのは英語よりもITスキルです。もちろん最低限の英語は必要ですが、就職するのを考えたらITスキルを学ぶのを重視すべきです。
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このように、ITスキルがあれば日本のみならず海外でも就職のチャンスが広がるわけです。
ITエンジニアとして日本や海外で転職しよう
IT系が未経験だったりスキルが無い場合は、まずは日本でITスキルを身につけましょう。
ただし、最低限のITスキルは就職する前に学んでおくのがベターだと思います。
というのも、未経験者やスキル不足で就職しても、定型業務がメインの現場に行く可能性が高いからです。
いわゆる『IT土方』と呼ばれる世界がそこにはあります。
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IT系の仕事は現場で学ぶことが圧倒的に多いのですが、定型業務ばかりやってるとだんだんそれ以外の業務ができなくなってくるんですよね。
私もサーバー・ネットワークの運用業務は経験したことがありますが、自ら動いて方向性を変えなかったゆえに抜け出せなくなった人は、ホントに多かったです。
未経験者こそ最低限のITスキルを学んでから就職しよう
一番いいのは、ITスキルの学習と就職までサポートするサービスを利用することでしょう。
インターノウス株式会社が運営する『ProEngineer エンジニアカレッジ』というサービスは、20代の人向けに完全無料で学習から就職までサポートしてくれます。
プログラマーとインフラエンジニアの両方を網羅する研修
こういうスクールはプログラマー向けが多いですが、プログラマー向けだけでなく、サーバーやネットワークの構築や運用を行うインフラエンジニア向けの研修まで開講しています。
インフラエンジニア向けの研修は少ないので、これも無料で受講できるのはすごいですね。
具体的にいうと、ProEngineerではプログラマー志望者向けのJavaプログラミング研修と、インフラエンジニア志望者向けにLinuxサーバー構築研修の、二種類の研修を開講しています。
研修では講師と対面できるだけでなく、実際の機器もいじれる。
どちらの研修も少人数の対面する講義ですから、わからないことはその場で講師に聞いて確認することができます。
そして、テキストを使った座学だけでなく、実際の機器を使った研修も用意されています。
プログラミングをしてサイトやアプリを作成したり、Linuxでサーバーを構築するなど、内容も実践的じゃないでしょうか。
特にインフラエンジニアの場合、顧客の業務に関わりますから現場の機器は自由に触れなかったりします。こういう研修で実際の機器を自由に触れるのは、すごく勉強になりますよ。
研修のカリキュラム修了後の就職率は96.2%
そして、就職活動についても一人ひとりに専任の担当者がついて、書類作成や面接対策についてサポートがあります。
その結果、カリキュラムを修了した受講生の就職率はなんと96.2%とのこと。
研修のカリキュラムをこなせば、多くの受講生が就職できるわけです。
IT系が未経験者なら受講しない理由がない
ここまで書いてきましたが、このProEngineerのようにIT系のスキルを学べるだけでなく就職も支援するサービスは、有料でもここまで充実しているのは見たことがありません。
ITの仕事を目指す20代の未経験者なら、このサービスを利用するのがもっとも合理的な選択肢じゃないでしょうか。
完全無料ですから、途中で研修を脱落してもペナルティはありません。
また、プログラマーかインフラエンジニアかで迷われてる人も、その両方の研修を実施しているProEngineerに今後のキャリアを相談するのがいいんじゃないでしょうか。
まずは、ぜひ一度無料の面談を受けてみてください。
国内で更なるスキルと給料アップを目指そう
すでにITエンジニアとしてキャリアを積んでいる人は、更なるスキルと給料アップを目指すために『レバテックフリーランス』や『レバテックキャリア』に登録して、転職先を探してみるのもいいと思います。
一般的に給料が高くなるのは、フリーランスのほうです。
また、エンジニアとして目指す方向性がハッキリしているなら、フリーランスで自分が希望する方向性の仕事を探してスキルと給料アップを目指すのがいいでしょう。
その点正社員は、どのような仕事ができるかは会社の意向に左右されてしまいます。
しかし、今でも正社員はフリーランスより安定していますし、フリーランスはすべての人に向く働き方ではありません。フリーランスに興味があっても迷われてる人はいるでしょう。
その点、こちらは一社でフリーランス向けと正社員向けの両方でサービスを提供する貴重なエージェントですので、両者を比較するにはもってこいですね。
>> レバテックキャリア
ただ、今はもはや正社員で終身雇用される時代ではありません。
自分のエンジニアとしてどのようなキャリアを築きたいかハッキリしているなら、フリーランスでその方向へ突き進むのはむしろいい選択肢じゃないかなと思います。
リモートで働ける自由なフリーランスを目指すなら
フリーランスでかつリモートワークを目指すなら、正社員とは違った行動が必要です。
自ら動いてポジションを確保しよう
フリーランスのエンジニアのイメージである、オフィスに出社しないで仕事を持ち出せるリモートワークは数も多くないので、上記のようなエージェントではなかなか見つかりません。
同じオフィスに出社するにしても、フリーランスのほうが給料は高いでしょう。しかし、単に立場が違うだけであり、フリーランスならではの自由な働き方とは方向性が変わってきます。
そういう自由な働き方を実現できる仕事を獲得するには、自分で動かなければいけません。
すぐにできるのは、テクニカルなブログでの定期的な情報発信でしょうね。良質な情報発信を続けていれば、ブログを見た人から仕事の依頼などで声がかかってチャンスが広がるでしょう。(テクニカルなブログでない私でさえ声がかかります。)
また、勉強会は単に参加するのみならず、講師をやれるレベルを目指しましょう。ある分野に精通していると周囲に認知されるだけでなく、他人に教えるのは自分自身の理解も深まるので、教える側はメリット大です。
フリーランスとして仕事を増やすためには、クライアントや他のフリーランスエンジニアとのネットワークを築いて、彼らの目に留まるくらいのスキルと行動力が必要です。自分から積極的に動いてネットワークを築き、自らのポジションを確保しましょう。
リモートワークを目指すならクラウド系に強くなるといいかも
リモートワークを目指すのなら、クラウド系のインフラエンジニアはいい選択肢でしょう。
クラウド系のシステムは、サーバーやネットワーク、そしてデータベースもすべてAmazonなどのデータセンターにある巨大サーバーに集約して管理運用しています。
つまり、サーバーなどへは外部からインターネット経由でリモートアクセスするので、物理的にはオフィス以外からでもアクセスして業務を行うことは可能です。
ただし、顧客情報の管理などもありますので、リモートワークに積極的な企業はあまりないと思ってください。特に日系企業はセキュリティは非常に厳しいです。
リモートで働けるならそうしたい人が多いでしょうが、残念ながら日本の現実は厳しいです。
リモートであっても仕事してほしいだけの価値がある人材だったり、リモートでも大丈夫と思われるだけの信頼があれば、認めてもらえる可能性はあるでしょう。
クラウドサービスは無料で使うことができる
その為に必要なのは、クラウド上のインフラをいじれるスキル。
クラウドサービスで代表といえるのは、やはりAmazon Web Services (AWS)です。
まずはAWSの無料アカウントを開設して、自分で小さなシステムを構築していじり倒してみましょう。無料の利用枠で十分できるはずです。
AWSは代表的なクラウドサービスですから、書籍もWeb上の情報も多数あるので、一番とっつきやすいと思います。
もちろん余力があれば、Google Cloud Platform (GCP)とMicrosoft Azureでも同じように無料アカウントでいじり倒すといいでしょう。
今後のシステムは、AWSなどのクラウドサービスで構築されるものが今よりも更に増えていくでしょう。
たとえリモートワークを希望していなくても、クラウド系の技術は不可欠なものになりますから、エンジニアなら学ぶべきでしょうね。
IT系のスキルで海外にも転職できる
海外に転職したい場合も、IT系なら求人は豊富です。
Web系やアプリに強いプログラマーでも、サーバーやネットワークに強いインフラエンジニアでも、どちらでも求人はあります。
海外就職はタイミング
ただし、日本人向けの求人は日本国内ほど多くありませんから、タイミングが悪いと行きたいと思う国に自分がマッチする求人がないかもしれません。
その場合、『自分の希望する国に自分がマッチする求人が出るのを待つ』ことになります。
海外就職において、どの国に行くかという決断はとても重要です。
私自身が海外生活での困難にぶつかったときに心の支えになったのは、自分が思い入れのある国にいるということでした。
『なぜこの国なのか?』というのは、面接でも必ず聞かれますし、自分なりの理由をハッキリさせる必要があります。
また、今までのキャリアと異なる業種への転職は、ビザが発給されない可能性が高いです。
海外就職のチャンスは一度だけということはありません。
納得できない場合は、その段階では海外就職を見送るのも一つの手でしょう。
または、リモートワークできるフリーランスのエンジニアになることで、海外に長期滞在できる環境を作るのも一つの手ですね。
エージェントに必ず相談しよう
海外で転職すべきか国内で転職すべきか、これはその人のバックグラウンドや事情により大きく異なるので、慎重に考えたほうがいいと思います。
その点で頼りになるのは、海外でも国内でも最大手で転職事情に精通した転職エージェントであるリクルートエージェント。
リクルートエージェントは最大手なだけあり、転職の案件も当然豊富ですが、海外に精通したコンサルタントも国内に精通したコンサルタントも多数在籍しています。
様々なコンサルタントから情報を収集できますし、キャリアの棚卸しや自己分析にも大いに役立つでしょう。
その点で、リクルートエージェントは20代の若手から30代以上の中堅やエグゼクティブの方まで、転職を検討する幅広い層の人にまず登録すべき転職エージェントとしてオススメできます。
海外就職という希望に燃える時こそ、本当に海外で転職すべきなのかも含めて第三者の観点も交えて検討しましょう。
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私が海外就職で内定するまでやってきたことは、以下の記事を参考にしてみてください。
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タイとマレーシアへの海外就職でアラフォーの私が内定するまでやった事を時系列でまとめてみた
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まとめ
以上、『スキルがない20代でもITを学ぶことで日本でも海外でも就職できる』ということをまとめてみました。
今は20代でスキルがなくても、その後の努力次第で他業種の人よりも高い給料を得るチャンスがあるのは、IT系の仕事です。
高いスキルを身に着けてより高給を目指してもよし、給料はそこそこでも海外で自由なライフスタイルを目指すもよし。様々な可能性があります。
20代の皆さんはまだ新たなキャリアを作れる時間があります。
新たな可能性を切り開いてみませんか?
それでは、また!