こんにちは、さむさんです。
先日、タイのチェンマイとバンコクを訪問してきました。
昨年マレーシアから帰国して以来の東南アジアです。
現地の友人たちとの交流を楽しんだり、久々に南国の蒸し暑さをたっぷりと堪能できました。
私が海外に行く際は、いつも現地のプリペイドのSIMカードを購入します。SIMフリーのスマートフォンを持ってるなら、現地プリペイドSIMを購入するのが一番安くスマートフォンでインターネットに接続できるからです。
今回、最初の目的地はバンコクではなくてチェンマイでした。
そこで、チェンマイ空港でSIMを購入しようと思ってたのですが、実際の販売状況について十分な情報を見つけることができませんでした。
でも、安心してください。チェンマイ空港でもプリペイドSIMは購入できます!
今回は、チェンマイ空港で購入できるプリペイドSIMの事情についてまとめてみました。
目次
チェンマイ空港のSIMカード事情
まず、チェンマイ空港のSIMカード事情についてまとめてみました。
といっても、チェンマイはバンコクに次ぐ主要都市です。バンコクの空港と大きな違いはないかと思います。
主要3社のプリペイドSIMが入手可能
タイの携帯電話の主要3社は以下のようになります。
AIS (エーアイエス)
→最大手なのでエリアは最も充実。一時の大低迷から大きく巻き返している。TrueMove (トゥルームーブ)
→新興勢力ながら最近二番手に浮上。都市部に強く速度速めのイメージ。dtac (ディータック)
→最近地味な印象。4Gでは出遅れ気味?
3社とも、旅行者向けのプリペイドSIMを空港で販売しています。(Traveller SIMとかTourist SIMなどの名称です)もちろん4Gまで対応です。
ちなみに、2017年3月現在は以下の内容で販売中です。
7日用 | 15日用 | |
AIS |
299バーツ データ : 2.5GB 残高 : 100バーツ |
599バーツ データ : 4GB 残高 : 100バーツ |
TrueMove Tourist SIM |
299バーツ データ : 1.5GB 残高 : 100バーツ Wi-Fiスポット無制限利用可 |
無し |
dtac Happy Tourist SIM |
299バーツ データ : 1.5GB 残高 : 100バーツ |
599バーツ データ : 4GB 残高 : 100バーツ |
多くの旅行者が使うであろう7日用は、AISがデータ2.5GBで充実させてますね。7日で1.5GB使い切るのも大変ですので、2.5GBなら十分すぎるでしょう。
TrueMoveのWi-Fiスポットは都市部のショッピングモールやカフェに数多く展開されてますので、都市部で行動する人にはうれしい特典です。
といっても、プラン内容はしばしば変わるのが海外のプリペイドSIM。公式Webサイトにも反映されてない可能性がありますので、現地のショップで最新情報をご確認ください。
購入カウンターはあまり混まない?
私は時間があったので、今回もバンコクのスワンナプーム空港で乗り換えの間にプリペイドSIMを購入しました。(今回はAISとdtacの15日用)
しかし、バンコクのスワンナプーム空港もドンムアン空港もプリペイドSIMを買い求める人がたくさんいるので、カウンターはいつもすごく混雑しています。
今回私が購入する時も、10分〜20分ほどかかってしまいました。すぐに空港を出発する必要がある場合は、購入が難しいかもしれません。
確実に入手するには、事前にamazonで購入されるのもいいと思います。
タイで買うより安いことも多いですね。
("データ通信無制限"とは、1.5/2.5GBの容量を超えた後も速度制限付きの低速で使えるという意味です。)
もしバンコク到着後すぐに乗り換えてチェンマイに行かれるなら、チェンマイでプリペイドSIMを購入するのを推奨します!
チェンマイならバンコクほど混まないのは間違いないでしょう。到着するフライトの数もバンコクとは比較になりません。
購入時はパスポートが必須
以前はお金さえ払えば購入できたプリペイドSIMですが、現在はパスポートなどの写真付き身分証明書が必須です。
香港のようにパスポート無しで購入できる国は減っており、最近はパスポートで電話番号と利用者情報を登録する国が多くなりました。
プリペイドSIMを購入する際は、くれぐれもパスポートを忘れないようお願いします。
3社の中でオススメは?
今の状況だとAISかTrueMoveがいいでしょうが、3社の差は現状それほどありません。
タイの3社は、日本で売っているスマホに対応した4Gと3Gの周波数しか使っていません。
もしバンコクやチェンマイ、アユタヤやプーケット島みたいな主要観光スポットを周るだけなら、3社のどれでも大きな違いがないと思うのが正直なところです。
多くの人が利用する7日間のプランもほぼ横並びの料金ですし、混んでないお店で購入するのでいいんじゃないでしょうか。
ただし、上記主要観光スポット以外の地方都市をバスで周るような場合は、エリアが最も充実したAISがいいでしょう。
ターミナルの到着ロビーで購入しよう
チェンマイ空港のターミナルビルは一つしかありません。
そして、国内線と国際線の到着ロビー、及び国内線と国際線のチェックインカウンターは、どちらも同じ建物の1階で繋がっています。あまりないかもしれませんが、出発する前にSIMを購入することも難しくありません。
国内線で到着した場合
多くの人は、バンコクで国内線に乗り換えてチェンマイに到着するんじゃないでしょうか。
手荷物をターンテーブルで受け取ってから到着ロビーに進みますが、大きな空港ではないのですぐに見つかるかもしれません。
到着ロビーに出て真正面の方向にある2番出口を目印にして、その右手にショップがあります。
ショップではAISとdtacの旅行者向けプリペイドSIMが販売されてました。到着便がない時間帯だったので、全然人はいなかったですね。
このお店の営業時間は7:00-23:00と長いので、早朝深夜の到着以外なら問題なく利用できるでしょう。
なお、このお店横の小さいコーナーはTrueMoveです。人がいたりいなかったりという感じなので、あまり当てにはできないかもしれません。
国際線で到着した場合
エアアジアのクアラルンプール経由などにより、国際線でチェンマイに到着する人もいらっしゃるかもしれません。
こちらも、到着ロビーに出た真正面にある両替所の隣にお店があります。
こちらのお店も、AISとdtacの旅行者向けプリペイドSIMを販売していました。
残念ながら、営業時間の記載は見つからなかったです。
到着ロビー以外でも入手できます
前述のように、チェンマイ空港の国内線と国際線の到着ロビーは同じビルの1階ですので、歩いて行き来することが可能です。
その国内線到着ロビーと国際線到着ロビーの中間点にもお店がありました。仮に到着ロビーのお店が混雑していたら、そこまで歩いていくのも一つの手です。
天井にぶら下がる標識に従い、国内線到着ロビーから国際線ターミナルに歩いていくと、郵便局(Thailand Post)が見つかります。その目の前にあるのが、もう一つのお店です。
国内線到着ロビーのお店と同名ですので、やはりAISとdtacの旅行者向けプリペイドSIMが売られていました。
営業時間は9:00-21:00と到着ロビーのお店より短めです。
もちろん、国際線到着ロビーから国内線ターミナルに向かって歩いてもお店は見つかるでしょう。
まとめ
以上、チェンマイ空港で購入できるSIMカードの事情をまとめてみました。
バンコクの空港よりは余裕を持って購入できますので、プリペイドSIM初心者の人にはいいんじゃないかと思います。
それでは、また!