こんにちは、さむさんです。
私は先日、タイの正月を祝う水掛け祭りであるソンクラーンに参加するため、バンコクまで行ってきました。
ソンクラーンの参加は二度目ですが、宿泊先は前回と同様にホリデイインエクスプレス バンコク サトーン(Holiday Inn Express Bangkok Sathorn)です。
バンコクには今まで何度も訪問してますので、ホテルも何箇所か泊まりました。
私の中では、ここは価格や立地のバランスや快適さも含めると、万人にオススメしやすいホテルだと思います。
[st-kaiwa1]私がバンコクでリピートして泊まったのはこのホテルだけです![/st-kaiwa1]
ホリデイインエクスプレスとは?
ホリデイインは、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)の中でもリーズナブルな路線で世界中に展開するホテルチェーンになります。
その中でも新しいラインナップのホリデイインエクスプレスは、『スマートでシンプルな滞在』がモットー。
快適なベッドと無料の朝食・Wi-Fiを標準で提供する一方で、アメニティを最小限にするなど、最近のトレンドに即したサービスを提供します。
そのせいか、ホリデイインエクスプレスって良くも悪くもかなり安定してるホテルチェーンなんですよね。
同価格帯だとibis(イビス)がライバルになるでしょうが、ホリデイインエクスプレスのほうが部屋の設備や内装もベターでハズレが少ないと思います。
どこにあるの?
このホテルがあるのは、BTSのチョンノンシー駅から徒歩3分程度の場所になります。
バンコクをよく知る人なら、チョンノンシーはオフィスビルが多いビジネス街というイメージじゃないでしょうか。
そして、チョンノンシーは歓楽街のシーロムへも徒歩10分程度なので、ビジネスでも遊びでも便利なエリアだと思います。
なお、BTSのチョンノンシー駅から地上に降りるのは階段です。
空港からホテルに直行したり、スーツケースをお持ちならGrabがベターでしょう。(高速道路料金も含めて400-500バーツくらい)

駅周辺でいろいろ揃います
チョンノンシー駅を降りて地上に降りると、そこはたくさんのお店があります。
セブンイレブンやドラッグストアのBootsもあるので、食料や日用品を買うのも便利です。
他にはマクドナルドやカフェもあり、ローカル向けレストランも充実しています。
また、カシコン銀行など複数の銀行の支店やATMがあるので、ATMでお金を引き出したりキャッシングするのも問題ありません。
ホテルへはほぼ一本道
ホテルへ行くには、この画像のセブンイレブンから左に入りそのまま真っすぐ歩いてください。
途中にはマッサージ店やクリーニング店があります。
クリーニング店ではホテルのランドリーより格安に洗濯と乾燥までしてもらえるので、長めの滞在では利用価値大です。
値段は洗濯物のキロあたりの料金で決まり、洗濯した服はアイロンかけて畳んでくれます。
[st-kaiwa1]バンコクはこういう洗濯サービスがあるクリーニング店が多いですね。[/st-kaiwa1]
そのまま先に進めば、すぐにホテルが見えてきます。
ホテル前の通りは交通量が多いので、Grabもタクシーもすぐ捕まるでしょう。
ホテルはこんな感じ
それでは、ホテルの中はどのようになってるでしょうか。
フロントとその周辺
ホテルの入口を入ると、すぐにフロントがあります。
今までここに数回泊まりましたが、フロントスタッフは英語のコミュニケーションも問題ありません。
なお、チェックインの際はデポジットとしてクレジットカードが必要です。
フロントの横にはネットが使えるPC(iMac2台)とジムがあります。
ジムにはシャワーやロッカーはなく、ランニングマシンなどがいくつかある程度のこじんまりとしたやつです。
また、フロントの奥にはコインランドリーがあります。
急ぎで洗濯したいならコインランドリーのほうが確実ですから、すごくありがたいですね。
画像の奥2台が洗濯機で、手前2台が乾燥機です。
洗濯と乾燥がそれぞれ100バーツの合計200バーツ(洗剤付き)で、フロントに声をかけたら親切に使い方も教えてくれました。
朝食は無料です
朝食の会場も1Fになります。
ホリデイインエクスプレスはバイキング形式で無料の朝食が標準ですが、基本は最小限のメニューのみです。
ここのホテルの基本メニューは、おかゆと卵料理と肉料理、そしてごはん or 焼きそばがすべて日替わりです。
タイのおかゆはジョークといいますが、こうやってひき肉が入ってるのが多いですね。
[st-kaiwa1]中華粥とは違ったしっかりした味付けで、かつ辛くないので、タイではぜひ食べてほしいメニューです![/st-kaiwa1]
パンはクロワッサンやマフィン、そして食パンなどが数種類。
シリアルやヨーグルト、さらにフルーツ・野菜もあります。
コーヒーや紅茶はセルフサービスで、部屋に持ち帰るのも可能です。
確かに大きなホテルの朝食と比べると寂しいですが、おにぎりやパンしか置いてない日本のビジネスホテルよりはずっと品数が豊富ですね。
味も万人受けするまずまずなレベルですし、品数が豊富でも味が微妙な朝食を出すホテルは他にいくらでもありますよ。
また、朝食の会場の横はカフェになってます。
割と空いてるのでゆったりできますし、フードのメニューも充実してますね。
プールはありません
このホテルでのマイナスポイントなのが、プールがないことです。
南国ならプールで泳ぎたい人も多いでしょうし、これは残念ですね。
[st-kaiwa1]雨季のバンコクはプールで泳ぐには肌寒いくらいので、その時期なら問題ないかもしれません。[/st-kaiwa1]
客室
今回の客室は4階のスタンダードクイーンベッドルームです。
シングルベッド2台のツインもあるようですね。
部屋は機能的
日本のビジネスホテルよりやや広い、機能的な部屋という感じです。
電気スタンド付きのワークデスクもあるので、部屋でデスクワークもできるでしょう。
Wi-Fiも比較的安定して速度もまずまずなので、十分実用的です。
ワークデスクやベッドの横にあるコンセントはすべてユニバーサルタイプなので、日本のコンセントはそのまま使うことができます。
[st-kaiwa1]タイは電圧が220Vなので、アダプターが対応しているか確認しましょう。[/st-kaiwa1]
ベッドには枕が二種類用意してあり、マットレスも適度な硬さで快適に眠ることができました。
液晶テレビは32インチくらいでしょうか。
NHK World(英語放送)はありますが、日本語放送はありません。
ベッドの横にはオープンタイプのクローゼットとスリッパ、ミニバーとセーフティーボックスがあります。
冷蔵庫の中はからっぽですが、中に入るのは缶ビールや500mlのボトルくらいですね。
冷蔵庫の上には、ミネラルウォーター2本とコーヒー・紅茶があります。
セーフティーボックスは、13インチのノートPCは余裕で入れられる大きさでした。
洗面所やシャワーはコストダウン
一番コストダウンされた感じがするのは、洗面所やシャワーです。
ドライヤーはありますが、アメニティは歯ブラシと石鹸くらいしかありません。
トイレはウォシュレットではなく、東南アジアに多いウォーターガンが付いてます。
最初は抵抗あるかもしれませんが、単なるホースと違ってこういうウォーターガンは手が濡れにくいので、ぜひ挑戦してみてください。
やはりエコノミーなホテルですから、バスタブはなくてシャワーだけです。
シャワーの水圧は弱くも強くもないレベルですが、あまり強いとシャワーブースの外にあふれるのでしかたないでしょうね。
そして、シャワーソープはケミカルでチープな感じが否めません。
気になる人は、アメニティは持参されるのがベターだと思います。
[st-kaiwa1]私は歯ブラシは持参して、シャンプーとシャワーソープは近くのお店で買うのが多いですね。[/st-kaiwa1]
タオルは臭かったりペラペラではないので、その点はありがたいです。
オススメのポイント
私がこのホテルでオススメできるポイントは、以下のようになります。
[st-mybox title=”オススメのポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFA000″ bordercolor=”#FFA000″ bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
①ホスピタリティある親切なスタッフ
②大型ホテルではない
③ビジネスにも観光にも便利な立地
④ソンクラーンに参加するにも便利
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ホスピタリティある親切なスタッフ
前述の通り、フロントのスタッフには英語が通じます。
対応は事務的ではなく、フレンドリーな対応のスタッフが多かったですね。
早朝のチェックインやチェックアウトの際、コーヒーを勧めてくれたりしました。
また、多くのホテルでもそうですが、ハウスキーピングはフロントほどは英語が通じない傾向があります。
前回の利用時もハウスキーピングに電話して追加のタオルを頼んだら、ミネラルウォーターを持ってきました。
でもここのハウスキーピングは、基本的に電話したらすぐに対応してくれるのがすごくありがたいです。
もっと高級ホテルでも、電話してすぐ持ってきてくれるとは限りませんから。
大型ホテルではない
このホテルは6階建てなので、比較的こじんまりとしたホテルです。
大型ホテルのように、団体客がバスでやってくることはありません。
旅慣れた個人旅行者が主な客層なので、比較的落ち着いた環境だと思います。
そして、ホテルはこじんまりとして客室が多すぎない分、全体にスタッフの目が行き届いてます。
設備や備品がくたびれてることもなく、部屋やホテル内部の掃除もきちんとされてる印象ですね。
ビジネスにも観光にも便利な立地
バンコクの出張先のオフィスがチョンノンシーだった場合は、ホテルから徒歩でオフィスまでいけます。
出張に便利でかつ設備も整っている、お手頃価格なホテルとしてはうってつけですね。
観光をする際も、ホテルでGrabやタクシーはすぐ捕まりますし、BTSのチョンノンシー駅からバンコクの主要スポットへ出かけることができます。
シーロムで夜遊びしたあとも、すぐにホテルに帰ることができるでしょう。
チョンノンシーからシーロムまでは歩いていける距離ですけど、チョンノンシーのホテルはシーロムより安いのでお値打ちですよ。
そして、このチョンノンシー駅のすぐそばにできたマハナコンは、斬新な形のビルとして今話題の新スポットです!
ソンクラーンに参加するにも便利
このホテルがシーロムに歩いていけるメリットは、ソンクラーンの際にも発揮されます。
バンコクでソンクラーンの水掛け祭りは何箇所かで行われますが、BTSサラデーン駅から西のシーロム通りは立地もいいので観光客も多く参戦する一大スポットです。
水掛け祭りですから、その時期にシーロム通りを歩いたら当然全身びしょぬれになります。
4月はタイの一番暑い時期とはいえ、びしょぬれのままでは風邪をひくかもしれません。
なにより、全身が水で濡れたままではお店やタクシーから利用を断られることも多いです。
水鉄砲の水は日本の水道水みたいにキレイじゃないですから、参加したあとは着替えたりシャワーを浴びたりしたほうがいいですね。
このホテルみたいに会場まで徒歩でいけるホテルは、部屋にすぐ戻ってシャワーを浴びて着替えることができます。
その点で、ソンクラーンで水掛け祭りをたっぷり楽しむならメリットが大だと思います。
まとめ
以上、ホリディインエクスプレス バンコク サトーンについて紹介しました。
バンコクはローカルのホテルはもちろん、リーズナブルなものから高級なものまで世界中のホテルチェーンが進出してしのぎを削る、まさにホテルの激戦区。
ホテルがあまりにもたくさんあるので、その人の志向にあったホテルを選ぶのもなかなか難しいです。
しかしこのホテルは、ドミトリーやかなり安めのホテルを希望したり、逆にハイクラスなホテルを希望するのでもなければ、かなり幅広い人にオススメできると思います。
『安宿やドミトリーよりは快適な環境がいい。かといって高級ホテルではなく、リーズナブルな価格帯でもそこそこ設備が整って利便性が高いホテルに泊まりたい。』という人ならうってつけのホテルでしょう。
次のバンコクのホテルが決まってないなら、ぜひここに泊まってみてください。
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それでは、また!
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