こんにちは、さむさんです。
私は海外でもたまにマクドナルドに行って、軽くランチしたりお茶する事があります。
多くの国で似通ったメニューではありますが、国によって微妙に違うメニューがあるのが新鮮で興味深いんですよね。
(私の住むマレーシアでも、ココナッツパイやバナナパイにライチパイ、タロパイなど期間限定のパイが充実しているのでぜひ試してみて下さい!)
今回訪れた香港で、香港の友人から変わったマクドナルドがあると聞いて行ってきました。
なんと、レストランのようにカスタムして自分好みのハンバーガーをオーダーできるとか。
そして、オーダーはタッチパネルで!
自分が今まで経験したマクドナルドとはまったく違う、初めての経験でした。
日本にはいまだに上陸しない「create your taste」でオーダーできるマクドナルドは、どのような感じだったのでしょうか?
目次
「create your taste」はまだごく一部の国・店舗のみ
このcreate your tasteですが、やはり大掛かりな設備投資が必要なだけあって、導入されているのはまだごく一部の国及び店舗のみです。
国で言うと、アメリカとオーストラリア、あとはシンガポールと香港だけ。
私が訪れたのは香港になります。9月時点でまだ2店舗のみでしたが、その後店舗はさらに増えたようですね。
今回は、香港島随一の繁華街 Causeway Bay(銅鑼湾)の Leighton Centreにあるお店に行ってきました。
地下鉄のCauseway Bay駅からLeighton Centreまでは歩いて5分くらい。
入口には「create your taste」の看板がぶら下がっています。
目印としてちょうどいいのはCrown Plaza Hotelでしょうか。
Crown Plaza Hotel Causeway Bayから道路を挟んで向かいのあたりにお店の入口があります。
タッチパネルのオーダーは少しクセがある?
入口から地下に降りるとマクドナルドの店舗になります。
このマクドナルドは通常メニューと「create your taste」の両方をやっています。
通常メニューはいつものカウンターでオーダーですが、「create your taste」はタッチパネルでのオーダーですので注意してください!
オーダーからの一連の流れはYoutubeで見るとこんな感じ。
このYoutubeはアメリカの店舗のようですので、私が経験したのとは少し違いますね。
でも大まかには同じなので、以下説明してみます!
まずはハンバーガーをオーダー
カウンターの横にこのタッチパネルがありますので、まずは画面をタッチしてみましょう。
まずは店内でのイートインか、持ち帰りのテイクアウト、そして言語(中国語か英語)を選択します。
今回はカスタムでオーダーするので、アラカルトを選びました。
まずはバンズを選びます。レタスで包むバンレスも選べるんですね。
それからビーフのパティの枚数を選択。分厚すぎるのもなんなので二枚にしました。
チーズは4種類。通常メニューでは食べられないモッツアレラチーズにしました。
それから野菜を選択。私はレタスだけにしましたが、複数もOKです。
ソースは10種類も!最初のページはオーソドックスなソースのみですね。
この下にスクロールさせるのがイマイチやりにくいタッチパネルなんですよね。ソースはハーブアイオリにしました。
グリルドマッシュルームやアボカド、ベーコンとかをトッピングできます。
ハンバーガーのカスタムは以上。
あとはサイドメニューになります。
続いてサイドメニューのオーダー
サイドメニューといっても、基本はポテトとドリンクになります。
フライドポテトは皮付きにしました。
普通のフライドポテトも通常のマックフライポテトよりは太いポテトみたいですね。
最後にドリンクを選択。
ソーダ系以外だと追加料金がかかるようです。
注文はこれで以上です。そのまま会計に進む場合はDONEをタッチしましょう。
オーダーが間違いなければYESをタッチ。
最後に支払いとテーブルの場所を入力
ここで支払いです。
82HK$ですから約¥1300。ビッグマックセットの倍以上ですね。
なお、支払いはクレジットカード(Visa/Master/JCB)かオクトパスカード(Suicaのような公共交通機関ICカード)のみ。
マレーシアのクレジットカードでも支払いできたので、おそらく日本のクレジットカードでも大丈夫でしょう。
これで注文が完了です!
が、ここで注意点。
テーブル番号を入力させる画面がありましたが、レストランみたいに番号は全然ありません。
いったい何を入力すればいいのか、はっきりした案内がないのでかなり迷いました。(ここは多くの人が戸惑いそう)
結局、私はタッチパネル横にあるこの呼出ベルの番号を入力しました。(自分の番になったらブルブル震えるやつです)
番号を入力したら、その呼出ベルを持って適当な席を確保しましょう。
テーブルにサーブしてくれるわけですから、レストランと同じですよね。
マクドナルドとは思えないクオリティ!
しばらくすると、注文したハンバーガーがサーブされました。
普通のマクドナルドとは全然違い、ちょっとオシャレなプレートでサーブされました。
暗めの店内で撮影したため、あまり美味しそうに見えないかもしれませんが(汗)
手にとってみましたが、かなり分厚い!
たまにありますが、サンプルはえらく分厚いのに本物はペラペラな事はありませんでした。
味の方も通常メニューとは一線を画するレベル。
やはり値段が高めなだけの事はありますね!
今までのマクドナルドのイメージを根底から覆す一品でした。
早く日本に上陸してほしい!
最近の日本のマクドナルドに関しては、値上げや業績不振などネガティブなニュースが多く流れています。
しかし味やサービス以前の問題として、長年同じようなメニューが続いて飽きられてる面は大きいんじゃないでしょうか。
その上値上げとなると、ますます行く気が無くなり足が遠のきそう。
日本人が慣れ親しんだ日本食なら定番メニューのみでもいいでしょうが、ハンバーガーみたいな海外の料理だとそうはいかないと思うんですよね。
最近はプレミアム路線のハンバーガーチェーンも増えてきており、「create your taste」みたいな路線もいけるはず。
そんな日本の現状だからこそ、それを一新する意味でこういう新しい業務形態を実験的に導入してはどうでしょうか?
業界トップのマクドナルドだからこそ、世間に大きなインパクトを与えられると思うんですけどね。