こんにちは、さむさんです。
昨日の投稿で、"直感でこの国が好き!と思えるようなら、その国を選ぶべきだ"と書きました。
自分にとっては、それがマレーシアやシンガポールでした。
では、なぜ自分はマレーシアが好きで、住みたいとまで思ったのか?
今回はそれを掘り下げてみようと思います。
目次
中華系のカルチャーに興味あり
日本人が海外で一番つきあいやすい外国人は中華系か韓国系です。
ネトウヨの人がどうこう言おうが、これは断言できます。食事や生活習慣も一番近いですから。
それだから、私が海外で初の友人は中華系のマレーシア華人でした。
韓国系もそうですけど、中華系の人ってすごく情に厚いんですよね。
まだマレーシアに来たばかりはもちろんの事、今でもわからない事は色々教えてもらったり、時には一緒につきあってもらって助けてもらってます。
それは、自分達の家族や仲間をすごく大事にするからだと聞きました。
基本的に彼らは、その他大勢の連中は信用しません。特にマレーシア華人は、政府の事なんかは絶対に信用しません。すごくビジネスライクで、時にはすごく冷徹になります。
しかしその分、信じられる関係(血縁関係や親密な関係など)はすごく大事にするんですね。あとお金も(汗)
だからそういう家族間やソウルメイト間においては、付き合いは日本の田舎以上に濃密な間柄になります。
そういう情の厚さ、そしてお金への考え方など、私の考え方には大きな影響を与えてくれました。
多民族多宗教のカルチャーでもある!
だったら香港や台湾とか中国に行けばいいじゃん!と思いますか?
しかし、マレー半島最大の魅力は多民族多宗教からなるバラエティ豊かなカラーです!
ここでは主に3つの民族がそれぞれ違う宗教を信じており、それぞれのカラーを守っています。
マレー系:イスラム教
中華系:仏教やキリスト教
タミール系(インド南部の流れ):ヒンズー教など
基本的に、マレー系が多数派なのがマレーシア、中華系が多数派なのがシンガポールです。
(マレーシアでも都市だと中華系が多数派の街もあります。)
それぞれ干渉しないで自らのカラーを守っている、というと良い書き方ですね。
実際のところは、それぞれの民族はあまり仲がよくないのです。(この辺はいずれ掘り下げて書いてみます)
生活するコミュニティも違うし、学校も私立だと別々の環境です。社会に出ると職場も同じ民族で固まります。
(逆に、タイやフィリピンだとマレー系と中華系がミックスするのが多いですね。)
このようなコミュニティがバラバラ故の弊害もありますけど、色々なカルチャーが共存しているのは面白いと思います。
生活するバランスの良さ
でも、それなら都会で治安も環境も良いシンガポールがいいんじゃないの?とは思うかもしれません。
事実シンガポールの求人も面接は受けました。街はキレイだし治安の良さは間違いないですね。
しかし、外国人が生活するには色々コストが厳しいんですよね。
物価の高さは給料の高さでカバーされるとしても、賃貸物件の賃料に関してはよっぽどの高給取りでないとコストパフォーマンスはよくないですね。
日本のようなワンルームの物件は少ないので、基本ルームシェアになります。それでも自分の部屋を一つシェアするだけで、東京23区のワンルームよりも高い賃料を取られるのが通常のようです。。。だからローカルの友人は100%家族と同居ですね。
でもマレーシアは大丈夫!クアラルンプールでも東京23区のワンルームより安いのが通常だと思います。
食費もシンガポールよりずっと安いですね。味もシンガポールより好みです!
まとめ
どうせ生活するなら、好きなところで楽しく生活したいですよね。
どこが好きなのか確かめる為にも、やはり一度や二度は現地を訪れてある程度の日数滞在するのは不可欠だと思います。
住みたいというくらい興味がある街があれば、ぜひ一度滞在して「なぜここに住みたいのか?」という理由を確認してみてはいかがでしょうか?
そして、本当にマレーシアに住みたいのなら、現地で就職する必要もあります。実際の海外就職で内定するまでは、以下の記事のような流れになります。
-
タイとマレーシアへの海外就職でアラフォーの私が内定するまでやった事を時系列でまとめてみた
続きを見る