こんにちは、さむさんです。
私は5年以上前に、Macをメインのパソコンにしました。
Mac OSの使いやすさや安定した動き、何よりも製品の保証とサポートは全世界で有効というのが海外在住の私にはありがたかったわけです。
といっても、私もサブ機ではWindowsを使っています。
オフィスではWindowsを使ってましたし、この記事を読んでいる多くの人もWindowsをメインにしていらっしゃるでしょう。
確かに私は海外ではMacを使うのを推奨していますが、おそらく多くの人は今まで通りにWindowsを使いたいだろうと思います。
実は、私もちょうど新しいWindows PCを検討しているところです。
海外でも製品の保証がほしいので、そうなるとDELLなど海外メーカーが選択肢になります。
数機種の候補の中でも、DELLのXPS 13 2-in-1を有力候補として考えていましたが、今回メーカーさんより実機を数日間お借りすることができました。
数日間色々と触ってみましたが、DELL XPS 13 2-in-1は日本で普段使うのはもちろん、海外でも安心して使える、オススメできるWindowsのノートパソコンだと思います。
目次
"2-in-1" = PC兼タブレット?
ところで、製品名の"2-in-1"とはどういうことなのでしょうか?
この"2-in-1"とは、『1台でノートPCとタブレットを兼用する』という意味になります。
よって普通のノートパソコンを含めて、4つのモードで使うことができます。
まずは、一番オーソドックスな『ノートパソコンモード』。
本体もスリムで、今までのDELLとは段違いに洗練された見た目ですね。
次は、キーボード部分を裏返しにした『スタンドモード』。
飛行機等の狭い折りたたみ机では、タッチパネルで操作するほうがいいかもしれません。
また、ノートパソコンモード以外ではキーボード操作は無効になりますので、キーボードで誤動作することはありません。
そして、液晶パネルも逆向きになる『テントモード』。
スタンドモード以上に小さなスペースで使うことができます。
最後に、キーボードと液晶パネルを折りたたんだ『タブレットモード』。
まさにiPadなどのタブレットと同じように使うことができます。
ただ、重さは1.24kgですのでタブレットとして使うには重たいと思います。
(ちなみに、iPad Proなら10.5インチは470g、12.9インチでも700gになります。)
XPS 13 2-in-1は、あくまでノートPCとして使って、必要に応じてタブレットとして使うのがいいんじゃないでしょうか。普段はノートPCとして使って、緊急時には立ったままでもタブレットモードで使えるのは、こういう2-in-1ノートの大きなメリットですね。
タッチパネルはやはり便利です
Windows10になってからは、タッチパネルのノートパソコンがすごく増えましたね。
今までの私は「パソコンはタブレットとは違うでしょ?タッチパネルなんて必要ないのでは?」と思ってました。
でも、それは撤回します。
実際に使うと操作性を大きく向上させますし、想像以上に便利でビックリしました。
画面を拡大縮小が簡単にできるのは、幅広い年代の人にありがたい機能じゃないでしょうか。
最近のノートパソコンはトラックパッドを操作して画面をスクロールさせたりマウスポインタを動かすわけですけど、タッチパネルを触って操作できるならそのほうが速いですね。
もちろん、文字入力などは従来通りにキーボードを使ったほうが速く入力できますから、その時の状況に応じてタッチパネルとキーボードを使い分けてオペレーションができるわけです。
個人的には、ぜひMacBookでもタッチパネルを採用してほしいのですが。。。それだとiPadと住み分けができなくなりますよね。(汗)
見た目はスタイリッシュだが、意外と重いかも?
このXPS 13 2-in-1は、見た目もスタイリッシュです。
フレームレスの液晶とアルミボディはカッコいい?
液晶の外枠が非常に狭いフレームレスですが、見た目がカッコいいだけでなく通常の13インチより画面が大きく見えますね。
フレームレスになった分、前面カメラ(720p)がディスプレイの上部ではなくて、ディスプレイの下部についています。
デザイン重視を考えると下部にするしかないでしょうね。
そして、本体もアルミ削り出しボディですから、安っぽさは感じられません。
アームレスト部分には軽さと強度を両立させたカーボンファイバを採用しています。
タッチ型の指紋センサーもあるため、Windows10に搭載されたWindows Helloによる生体認証でログインすることも可能です。
キーボードはバックライト付きなので、暗いところでもキーボードを叩けるでしょう。
薄型キーボードのキータッチはちょっと固めで、enterキーの周りが少し小さいキーなのが人によっては気になるかもしれないですね。
USB Type-Cのポートは両側面から充電できる。
本体の側面を見てみましょう。
本体の左側面は、左からUSB Type-C/Thunderbolt 3対応ポート(USB Power Delivery対応)、ヘッドフォン端子、バッテリ残量インジケータになります。
続いて本体の右側面は、左から電源ボタン、micro SDカードスロット、USB TypeーCポート、セキュリティロックホールになります。
このように両側にUSB Type-Cポートがあるので、どちらにも充電アダプターを差し込むことができます。
差し込みやすいポートを使えますし、USB Type-C対応充電アダプターを使えるのもメリットじゃないでしょうか。
ただし、USB 3.1 Type-C端子を2つ搭載している反面、通常のUSB Type-A端子は搭載していない点に注意が必要です。
標準でUSB TypeA-TypeC変換ケーブルが付いてくるので、このケーブルを使えば従来のUSBデバイスを利用することが可能です。
充電アダプターと重さには難あり
残念なのは充電アダプターですね。
まだ海外メーカーの無骨なデザインという印象が感じられます。
また前述のように、頑丈でかつスタイリッシュな見た目に反して、重量は1.24kgもあります。
1.37kgのMacBook Proよりは軽いですが、0.92kgのMacBookと比べると重たいですね。
見た目がスッキリと軽そうに見えるので、手に持つと重たく感じると思います。
自分のMacbook Proと大きさと厚さを比較してみる
私がメイン機として使うMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)と比較してみました。
大きさについては、同じ13インチでもXPS 13 2-in-1が明らかに小さいです。
液晶の外枠がフレームレスであるゆえに、11-12インチのノートパソコンの大きさで13インチを実現しました。
厚さについては、思ったほど違いはないですね。
MacBookとの比較なら、もう少し薄くなるかと思われます。
インターナショナルサービスで海外でも保証される
DELLのインターナショナルサービスとは、対象となるノートパソコンについては世界70カ国以上において現地でサポート及び修理を受けることができるサービスです。
このXPSシリーズなど、全世界で発売されてる主要ノートパソコンが対象になります。
これだけ多くの国が対象ですから、皆さんが渡航する国は含まれるんじゃないでしょうか。
ただしインターナショナルサービスを受けられるのは、3年以上の出張修理サービス『デルケア』を申し込んだユーザーのみとなるので注意してください。
デルケアを申し込むと、最短で翌日に訪問する出張修理サービスや、落下による破損や液体こぼし・盗難等の思わぬ事故による損害を保証する『コンプリートケア』がつきます。
ノートパソコンは持ち歩くという性質上、様々なトラブルが発生する可能性があります。
これだけ保証を手厚くできるのなら、世界のどこでも安心して使えますね。
まとめ
以上、DELL XPS 13 2-in-1を実際に使用してみた上での感想をまとめてみました。
100%手放しでオススメするとまではいえませんが、欠点も少なく全般的に高いレベルでまとめ上げた製品じゃないかと思います。
タッチパネルを使いたいし、持ち歩くために大きすぎず小さすぎないサイズのノートパソコンという路線で考えると、これは有力な選択肢じゃないでしょうか。
ぜひDELLのオンラインストアでチェックしてみてください。
それでは、また!