こんにちは、さむさんです。
皆さんは海外の空港に到着したら、まず現地のお金を準備しますでしょうか?
最近は現金両替よりもクレジットカードでのキャッシングのほうが利率がいいと言われています。または新生銀行等の国際キャッシュカードを使って、現地通貨で現金を引き出す方もいらっしゃるでしょう。
私が先日シンガポールに行った際、チャンギ空港のATMで現金を引き出そうとしたら、現金も引き出せずキャッシュカードも飲み込まれてしまいました。
カードが飲み込まれるのは海外のATMでは時々聞く話ですが、実際に自分がその状況になると焦ってしまうものです。私も初めての経験だったので、かなり冷や汗をかきました。。。
そこで、カードがATMに飲み込まれた際に私がとった対応、及び今後の対策をまとめてみました。
チャンギ空港のATMでカードが飲み込まれた
今年の8月に私がシンガポールのチャンギ空港へ到着した際、現金の持ち合わせが少なめでした。(シンガポールのSIMカードを買ったり市内に出る交通費くらいはありました)マレーシアからシンガポールは国内旅行感覚の距離なので、あまり気合い入れて準備してなかったんですよね。(汗)
そこで念のために現金を用意しようと思って、空港の両替所そばにあるUOB銀行のATMを使い新生銀行の口座からお金を引き出そうとしました。
私もマレーシアに数年生活していたおかげで、海外のATMでお金を引き出すくらいはだいたいわかります。暗証番号と金額を入力して、あとは現金とカードを受け取るところだったのですが。。。
カードが出てきたと思ったらすぐに引っ込んでしまい、出てきたのは画像のレシートだけです。"Card is retained. Please contact your bank."と書いてありましたが、要はカードは預かったので銀行に連絡して!ってことです。
ATMにカードが飲み込まれた話はたまに聞きますが、まさか自分がそのような目に遭うとは。。。それよりどこに連絡すればいいんだ!?そして自分のカードやお金はどうなるんだ!と冷や汗かいてしまいました。
私がその時にとった対応
私がとった対応は以下のようになります。基本的は同じ流れで対応すれば問題ないと思います。基本はその場を離れないで、関係各所へ即連絡しましょう。
- UOB銀行のコールセンターに電話して、カードが飲み込まれた旨を連絡する。
- 新生銀行のコールセンターに電話して、カードの停止と再発行を依頼する。
まずコールセンターへ電話などその場でできることをやる
私がいたのはUOB銀行の支店ではなくて空港のATMです。(もし支店のATMでしたら、支店のスタッフにすぐ声をかけましょう。)当然、周りには銀行の関係者はいません。
そこで、藁にもすがる思いで近くにあるUOB銀行の両替所のスタッフに声をかけました。スタッフにはコールセンターに電話するように言われ、番号を教えてもらいました。(上部画像のレシートに書いてもらいました)銀行のスタッフがいなければ、まずコールセンターに電話しましょう!
そこで私はSIMカードを購入して設定し、UOB銀行のコールセンターへ電話しました。
ちなみに、コールセンターの電話番号はATMにもシールで張ってあります。私はそれを確認しないで慌てて両替所に飛び込んだので、恥ずかしい思いをしました。(汗)
ATMがカードを飲み込んだ = eat または capture
私はコールセンターに電話して繋がりました。シンガポールの銀行でしたので、なんとか英語で話すことができたのはラッキーです。(他の国だと英語でコミュニケーションとれたかどうか。。。)
ここで私は、「英語ではなんと言えばATMがカードを飲み込んだ旨を伝えられるのか?」と考えました。でも、カードを飲み込むという動詞がわかりません。そこでとりあえず今の状況を、以下のシンプルで簡単な表現で伝えることにしました。
ATM eats my cash card!!
まったくの即興で考えたのですが、オペレーターは理解してくれました。後から調べてみるとこの表現でも大丈夫みたいですね。
ちなみに、もっと正確に言うと capture という動詞のようです。上部画像にも "capture card" と書かれていますね。
というわけで、カードをATMに飲み込まれたという動詞は"eat"または"capture"というのを覚えておきましょう!
空港のATMではカードの返却は期待できない
そんなわけでコールセンターのオペレーターに連絡しましたが、彼が言うには「飲み込んだカードは即粉砕しているので返却はできない。カードの停止と再発行を依頼したほうがいい。」との冷たい回答でした。orz
まぁこの件だけのためにわざわざスタッフを現地に派遣するのもコストがかかるし、他社のカードを返却する際の本人確認をどうするかなど色々問題があるから、一律に粉砕するのがベターな対応なんでしょうけどねぇ。。。(単に相手するのが面倒だった可能性もありますが(汗))
カード・銀行のコールセンターへの連絡もお忘れなく
この段階で私のカードは返却されないと確定したので、私は新生銀行のコールセンターに電話をすることにしました。日本だとフリーダイヤルなのに、海外だとフリーじゃないんですよね。(コールセンターに国際電話だから掛け直してほしいとお願いしましたが、断られてしまったのが残念。)
これでとりあえず関係各所への連絡は一段落。お金はクレジットカードのキャッシングで無事にゲット!このカードも飲み込まれたらどうしようとヒヤヒヤでした。
ここまでの一連の対応が終わるまでだいたい1時間。シンガポールは何度も訪問してるお馴染みのところですが、まさか到着した早々にこんな冷や汗をかくことになるとは想像もしなかったことです。初めてのことだから、ものすごくエネルギーつかいましたね。
運次第で誰でもありうるので、何らかの対策を取るべき。
以上が私が現地で対応した流れになります。
日本でATMがカードを飲み込んだという話は滅多に聞きませんが、海外だとしばしば聞かれます。
やはり運が悪ければ誰にでもカードを飲み込まれる可能性はあるんですよね。といっても可能性を減らしたり、万が一の際にダメージを減らせる対策はあると思いますので、以下まとめてみました。
支店にあるATMをできれば営業時間中に利用しよう
私と同様にカードが飲み込まれた友人数名に話を聞くと、支店内にあるATMの場合は即近くのスタッフに連絡したら返してもらえたという話もあります。また、支店が営業時間外だったとしても、翌営業日に返してもらえたという話もありました。(それでもコールセンターに一報を入れて確認したほうがいいでしょう)
以上より、カードを使うのは支店のATMが一番ベストだと考えられます。空港だと私のようにカードは帰ってこない可能性が高そうですからね。
ATMだけに頼らず予備用に現金も用意しておこう
私の場合、SIMカードや空港から中心部に出る交通費を賄うくらいの現金は持っていましたので、最悪の事態でもなんとか現地友人に助けを求められる状況ではありました。もし最初から現金をほとんど持ち合わせてない場合は、より困難な状況になったかもしれません。
海外ではATMの故障も多いので、必要なときにATMでお金を引き出せるとは限りません。やはりATMだけに現金を頼るのは危険です。ある程度は現金を用意しておきましょう。
スマホにIP電話のアプリを設定しよう
クレジットカードなら通常は現地にも受付の電話番号がありますが、キャッシュカードなどは受付となる電話番号が日本のみの可能性があります。私はシンガポールのSIMカードから日本へ国際電話をかけることとなり、すごく通話料がかかりました。
このような場合は、スマートフォンでIP電話のアプリを使って電話をするのがいいと思います。IP電話で一番メジャーなSkypeでも、Skype Outで電話番号に通話をする際には通話料のクレジットを事前にチャージする必要があったりで煩雑です。
毎月の維持費0円で050の番号がもらえるFusion IP-Phone SMARTあたりならインターネットに繋がる環境ならどこからでも通話ができるので、設定しておくといいでしょう。
カードは予備用含めて複数準備しよう
今回私はクレジットカードでのキャッシングでなんとかなりましたが、もしカードが一枚しかなかったら、旅行を継続するのが困難な状況になったでしょう。
個人的には、海外旅行の際はクレジットカードを最低でも3枚は用意するべきだと考えます。カードリーダーと相性が悪くて読み込めないこともありますし、VISAだけでなくMasterやJCBなどそれぞれ違うブランドのカードにすれば、利用できるお店の幅も広がります。
また、海外でのキャッシングや海外旅行傷害保険向けに年会費無料のクレジットカードを用意して、メインのカードで弱いところを補充するサブカードを1枚用意するといいでしょう。
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現金の両替は為替手数料で少なくとも5%前後はかかりますが、海外キャッシングを3日後に繰り上げ返済すれば金利は約0.15%です。
現金の両替と比べて、海外キャッシングはとてもおトクですね。
そして、海外でのショッピング利用はポイントが3倍というのも、海外用のクレジットカードにはうってつけですね。
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また、海外旅行傷害保険を重視するなら、私はエポスカードがいいんじゃないでしょうか。
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まとめ
以上がATMにカードを飲み込まれた際に私がとった対応と対策になりますが、いかがでしょうか。
前述のように運が悪ければ遭遇するトラブルでありますので、事前にできる対策はしたほうがスムーズに解決できると思います。
皆さんが万が一同じ状況になった際に参考となれば幸いです。
それでは、また!