こんにちは、さむさんです。
先日、早めの夏休みとしてバンコクとクアラルンプールに出かけたのですが、その際にバンコクでまさかのパスポート紛失という失態をしてしまいました。
しかし、そのパスポートは駅に届けられていたので、ホント運が良かったです。
パスポートの盗難・紛失について、自分でもある程度は事前準備して対応方法を把握してたとはいえ、実際におこると無駄な冷や汗をかいてしまいます。
もし何も準備していなかったら、私も頭が真っ白になってどうすればいいかパニックになったかもしれません。
そこで今回は、パスポートの盗難・紛失した際にやるべき対応やポイントをまとめてみました。
[st-kaiwa1]パスポートを盗難・紛失した経験がない人にもイメージや事前準備ができるようにまとめてみました![/st-kaiwa1]
そもそもパスポートって持ち歩く必要はあるの?
まず前提として、そもそも海外でパスポートを持ち歩く必要があるの?と思われるかもしれません。
これの回答としては、外国人にパスポートの携行義務がある国ではパスポートを持ち歩かないといけない、というのが原則になります。

実は日本でも外国人にはパスポートの携行義務がありますので、携行しなかった場合は刑事罰の対象となります。(入管法第23条)
そして、今回のタイも同様に外国人にパスポート携行義務がある国です。
よって、パスポートの携行義務がある国では、原則としてパスポートを持ち歩くべきということになります。
ビーチやマリンスポーツに出かけるなど、やむを得ない場合を除いたらコピーではなくパスポート原本を持ち歩くほうがベターです。
特に夜は職質や検問の可能性が増えますので、夜に外出する際は必ずパスポートを持っていきましょう。
[st-kaiwa1]自分は日本から観光旅行で来たXという人間であり、不法滞在者ではないと証明する唯一の公的書類はパスポートです![/st-kaiwa1]
私がパスポートを紛失してから発見するまで
私がパスポートを紛失してから発見するまでは以下のような流れでした。
バンコクのBTSにて紛失?
私がパスポートを紛失したのは、おそらくバンコクのBTSをプロンポン駅で降りて、外に出る間だと思われます。
平日昼間でしたが、BTS車内も駅も東京のラッシュ並みの大混雑。
降りる時も大混雑だったので、その際にショルダーバッグのファスナーを開けられてパスポートを抜かれたようです。
プロンポン駅横のショッピングモールに入ったときに、ファスナーが空いていてパスポートが無くなっていることに気づきました。
たぶんスられたかと思いましたが、部屋に戻って確認してもパスポートは無い。
よって、パスポートを紛失したのが確定です。
パスポートが無いままではタイから出国すらできないので、紛失時の対応をすることにしました。
現地友人からBTSの駅に確認したら。。。
パスポート紛失時の対応はある程度頭にあったので、まずは警察に被害届を出すことを考えました。
といってもタイの警察はどこに行けばいいかわからなかったので、ちょうどその日に夕食の約束があった現地友人(日本語ペラペラ)に相談しました。
『まずはBTSの駅に確認したほうがいいよ!駅の近くにいるから聞いてみる。』と言ってくれたので、彼が駅に確認したら。。。
なんと、プロンポン駅に届けられてました!!
慌てて駅まで行って、無事にパスポートを取り戻すことができたわけです。
パスポートが盗難・紛失した際にやるべき対応
以上を踏まえて、パスポートが盗難・紛失した際にやるべき対応をまとめてみます。
パスポートをなくしたのに気づいたら、以下の流れで対応すれば問題ありません。
[st-mybox title=”パスポート紛失時の対応” fontawesome=”fas fa-exclamation-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・まずは駅など紛失した場所に確認する
・警察に紛失・盗難証明書(ポリスレポート)を発行してもらう
・日本大使館で帰国のための渡航書または新規パスポートを発行してもらう
・入国管理局で渡航書またはパスポートに入国記録を記載してもらう
[/st-mybox]
まずは駅など紛失した場所に確認する
今回の私のように、紛失した場所で落とし物として届けられてる可能性があります。
紛失した場所で気づいたらすぐに確認できますし、無事に発見できたら警察にも行かないですみますよね。
私もまずそれを確認するべきでした。
駅で紛失届を出したり引き取る際には、ご自身の名前、滞在先のホテルや住所、タイでの連絡先となる電話番号を聞かれますので、駅員の人に伝えてください。
パスポートの番号も伝えればさらに確実でしょう。
これらはすべてペーパーレスなので、最後に受取のサインも含めてAndroidのタブレットで入力することになります。
BTSの駅員は外国人観光客にも慣れてるようなので、簡単な英語でのコミュニケーションは問題ありません。
警察に盗難・紛失証明書(ポリスレポート)を発行してもらう
パスポートを紛失・盗難した場合は、警察の盗難・紛失証明書(いわゆるポリスレポート)が今後の手続きで必須となります。
その他旅行中に盗難・紛失したものについても、同様にポリスレポートが海外旅行傷害保険の携行品損害補償などの保険の手続きで必須となります。
パスポートに関しては、盗難の場合のみ携行品損害補償の対象になり、パスポートや渡航書発行に伴う手数料や交通費・宿泊費が補償されるようです。(ただし全額ではなく保険金額の限度額まで)
このように病院以外でも様々な補償がありますので、携行品損害補償を含む海外旅行傷害保険には必ず加入しましょう。
最短即日発行もできる、年会費無料でも海外旅行傷害保険が充実しているエポスカードですが、携行品損害補償も含まれています。
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ただ、ポリスレポートを発行してもらうために、どこの警察署に行けばいいのか?というのが問題になります。
日本と同様に、海外でも警察署は原則として管轄区域内の事件しか取り扱いません。
となると、私はBTSのプロンポン駅で紛失したので、プロンポン駅が管轄区域内の警察署に行く必要があります。
プロンポン駅の近くだとトンローに警察署がありますが、アソークやスクンビット通りの南側になると大使館に近いルンピニー警察署などになるようです。
今回は警察署に行かずにすんでるので、プロンポン駅の管轄は定かではありませんが。。。
その辺りがあやふやであれば、観光警察(ツーリストポリス)に行くのが確実でしょう。
ただ、場所が観光客が集まるエリアから離れた辺鄙なところにあるので、アクセスには難がありますね。
周りには自称ツーリストポリスがウロウロしているようですが、それらは相手にしないで警察の建物に直行しましょう。
観光警察なだけあり、24時間対応で英語は常に通じますし、時間によっては日本語通訳官もいるようです。
日本語がわかる人がいない場合は、“Please make out a report of the theft certificate.(盗難証明書を発行してください)”と伝えて発行してもらいましょう。
日本大使館で帰国のための渡航書または新規パスポートを発行してもらう
ポリスレポートを入手したら、MRTのルンピニー駅の近くにある日本大使館で次の手続きを行います。
多くの人は、数日後の飛行機で日本に帰国されるでしょう。
その場合はパスポートではなく、『帰国のための渡航書』を大使館で発行してもらえばOKです。
ただし、これは今回の帰国だけに使う臨時の証明書にすぎないので、帰国後に改めてパスポートを取得する必要があります。
有効期限は発行後3日間で、書類に不備が無ければ即日発行が可能です。
しかし、タイに長期滞在したりその他の国へ移動する人は、パスポートを再発行しなければなりません。
再発行は土日休日を除く3日後になりますので、どうしても時間がかかります。
これらの発行手続に必要な書類は違いがありますので、以下にまとめました。
帰国のための渡航書に必要な書類
[st-mybox title=”帰国のための渡航書の必要書類” fontawesome=”fas fa-exclamation-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・盗難証明書(ポリスレポート)
・パスポート用証明写真2枚
・帰国便の航空券または予約確認表(Eチケット控え)
・大使館窓口にある書類 「紛失一般旅券等届出書」「渡航書発給申請書」
・日本国籍を立証するための公文書(例:戸籍謄本(抄本)・運転免許証)
・手数料
[/st-mybox]
ポイントとなるのは、日本国籍を立証するための公文書です。
日本の運転免許証は持っていくといいでしょうね。
パスポート再発行に必要な書類
[st-mybox title=”パスポートの必要書類” fontawesome=”fas fa-exclamation-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・盗難証明書(ポリスレポート)
・パスポート用証明写真2枚
・戸籍謄本(抄本)(6ヶ月以内に取得したもの)
・大使館窓口にある書類 「紛失一般旅券等届出書」「一般旅券発給申請書」
・手数料
[/st-mybox]
ポイントとなるのは、戸籍謄本(または戸籍抄本)が必要ということです。
海外に行くときに戸籍謄本を持参してる人は問題ないですが、多くの人は本籍地がある市や区の役所に戸籍謄本の発行を請求して、日本から現地に郵送してもらう必要があります。
郵送で発行を請求できるとはいえ、現地に郵送されるまでは数日かかるでしょう。
そして、パスポートの再発行は申請の3日後です。
これだけ時間がかかりますので、帰国のための渡航書にして一旦帰国するのがベターな場合もあるかもしれません。
入国管理局で渡航書またはパスポートに入国記録を記載してもらう
大使館で渡航書またはパスポートが発行される際には、大使館から入国管理局(以下入管)宛のレターが一緒に渡されます。
このレターで『パスポートを紛失したので、前パスポートにある入国時の記録を新しい渡航書・パスポートに移してください。』と入管に要請するわけです。
よって、このレターと渡航書またはパスポートを入管に持参して、入国記録を記載してもらう手続きを行う必要があります。
ところが、バンコクの入管は中心部からかなり離れており、ドンムアン空港にも近いチェーンワッタナーのThe Govenment Complexの中にあります。
バスでも行けますが、BTSのモーチット駅からタクシーで行くのが一番わかりやすいと思います。
現地での手続きも含めて時間もそれなりにかかるでしょうから、時間に余裕を持ったほうがいいでしょう。
入国記録が記載されたら、これで出国して日本に帰国することができます。
パスポートの盗難・紛失に備えるべきポイント
パスポートの盗難・紛失時の対応は以上のようになります。
この経験を踏まえ、盗難・紛失を防ぎかつ被害を最小限にするには、これがポイントだと考えます。
[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・混雑している場所は気をつける
・貴重品はカバンの内側の取り出しにくいところに入れる
・パスポートは現金やクレジットカードとは別々に持ち歩く
・パスポート用証明写真2枚を持っていく
・戸籍謄本(抄本)も持っていけばベター
・パスポートのコピーだけでなくスマホに画像データでも保存しよう
[/st-mybox]
混雑している場所は気をつける
一番基本的ではありますが、海外に慣れてきた時こそ要注意ですね。
バンコクは治安も悪くないと言われますが、やはり人混みでは油断ができないのがよくわかりました。
特にBTSは朝夜のラッシュアワーだけでなく、平日昼間でも大混雑だったりします。
BTSは地元の人だけでなく観光客も多く使う公共交通機関ですから、スリがターゲットを探すのにうってつけだと思われます。
基本的ですが、混雑している場所で荷物は前にかかえるくらいがいいでしょうね。
カバンの内側の取り出しにくいところに入れる
これも私の落ち度でしたが、カバンのファスナーを開いたらすぐのところにパスポートがありました。
スリだったら簡単に取れるでしょうね。
これ以降は、カバンの内側で更にファスナーを開ける必要がある内ポケットにパスポートなど貴重品を入れるようにしました。
私はポーターのTANKERのショルダーバッグを使っていますが、まさに内側にファスナー付きのクリアポケットがあります。
多少面倒だったとしても、最初からここに入れておくべきでしたね。
現金やクレジットカードとは別々に持ち歩く
今回パスポートが届けられてたのは、財布だと思ってスったのにパスポートしかなくて現金が無かったから駅に届けたのでは、と私は予想しています。
パスポートも貴重品ですが、現金やクレジットカードも貴重品です。
パスポートのみならず、現金やクレジットカードまで無くしたらますます大変な事態になるでしょう。
だからパスポートは、現金やクレジットカードとは別に持ち歩くべきです。
パスポートケースにはパスポート以外にカードなども入れられますが、マイレージのカードなどにとどめておくべきでしょうね。
海外旅行中の現金やクレジットカードについては、私はabrAsusの小さいサイフを利用しています。
これはダンボーモデルですが、他にも多様なカラーバリエーションやモデルが販売されています。
大きさはクレジットカードとほぼ同サイズで、紙幣は10枚程度にカードも3枚程度しか入らないので、最小限のスペースしかありません。
しかし、これはパンツの前ポケットにも確実に収まる小さいサイズです。
肌身離さず持ち歩くこともできるし、たくさん現金やカードを持ち歩かない分、万が一のリスクも低くなるでしょう。
メインの財布は部屋の金庫に保管して、出かける時に必要な分の現金とカードのみ持っていくのが私の使い方です。
旅行用やセカンドの財布としては、まさにうってつけじゃないでしょうか。
また、小さくても職人の手作りによる本格的な革財布であり、革の質感も触り心地もいい感じです。
修理して長く付き合うこともできますね。
パスポート用証明写真2枚を持っていく
パスポートを申請する際に証明写真を撮影するでしょうが、その際に写真を2枚余計に焼き増しするのをオススメします。
私が海外に行くときは、パスポート用証明写真を2枚カバンに入れてます。
紛失時は、警察や大使館に行ったりするだけで大変です。
日本のパスポート用証明写真の規格と現地の規格が違う可能性もありますから、日本で写真をあらかじめ準備すれば手間は大きく省けるんじゃないでしょうか。
戸籍謄本(抄本)も持っていけばベター
もし長期の旅行や数カ国周遊する場合なら、面倒でも戸籍謄本(抄本)を持っていきましょう。
渡航書のほうが手続きが簡易ですが、これは日本に帰国することしかできないので、パスポートを再発行しない限りは旅の予定を大幅に変更して帰国せざるを得ません。
しかし、戸籍謄本を持っていればすぐにパスポートの再発行を申請できるので、待ち時間もダメージも最小限に抑えることができます。
パスポート再発行のために戸籍謄本が現地に郵送されるのを数日待つよりも、日本で役所に行くか郵送で請求する手間のほうがずっと楽だと思います。
パスポートのコピーだけでなくスマホに画像データでも保存しよう
パスポートの顔写真があるページには、氏名にパスポートの番号や発行年月日などの情報が記載されています。
紛失時や再発行の手続きをスムーズにするためにも、パスポートの顔写真があるページをコピーするだけでなく、スマホで撮影して画像データでも保存しておくといいでしょう。
画像データをEvernoteやGoogle Photoなどのクラウドに保存すればさらにいいですね。
まとめ
最後に、紛失時にやるべき対応とポイントをもう一度まとめます。
[st-mybox title=”パスポート紛失時の対応” fontawesome=”fas fa-exclamation-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・まずは駅など紛失した場所に確認する
・警察に紛失・盗難証明書(ポリスレポート)を発行してもらう
・日本大使館で帰国のための渡航書または新規パスポートを発行してもらう
・入国管理局で渡航書またはパスポートに入国記録を記載してもらう
[/st-mybox]
[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
・混雑している場所は気をつける
・貴重品はカバンの内側の取り出しにくいところに入れる
・パスポートは現金やクレジットカードとは別々に持ち歩く
・パスポート用証明写真2枚を持っていく
・戸籍謄本(抄本)も持っていけばベター
・パスポートのコピーだけでなくスマホに画像データでも保存しよう
[/st-mybox]
もしパスポートをなくしたら、これだけ面倒な手続きをしなければいけないわけです。
今回見つかったのは幸いでしたが、二度とこういうことには巻き込まれたくありません。
私も海外に慣れたと思ったところに油断があったのは否めませんので、今後は気を引き締めてかつ十分な対策をとっていきます。
[st-kaiwa1]海外に慣れたと思った時こそ要注意です。以上の注意ポイントを元に事前準備と対策をしておきましょう![/st-kaiwa1]
それでは、また!
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