こんにちは、さむさんです。
先日、インターネットでこんな記事を見つけました。
正直、読んでて???と感じてしまうツッコミどころ満載の記事なのですが。。。
確かに、世界の治安が悪いと言われる国と比べたら、マレーシアは治安がいい部類だと思います。マレーシアは治安がいいというより、「ベター」というのが正確でしょう。
だから、女性一人旅ができるのは間違いありません。
しかし、女性は男性よりも犯罪のターゲットとして狙われやすいのは事実です。シンガポールくらい治安がいいわけじゃないのに、「女性一人旅にぴったり」なんて言い切れるのでしょうか。
また、同じマレーシアでも都市によって状況は様々です。すべてを一括りにして治安がいいとも危険とも言うのは、どちらも正しくないと思います。
女性の一人旅は男性と同じ感覚で考えず、男性以上に気をつけるべきです。
そこで今回は、マレーシアの女性一人旅で気をつけるべきポイントを解説していきます。
女性の一人旅は男性とは違う
同じ一人旅でも、男性と女性とでは大きく事情が変わります。
でも、ネットとかで見る「◯◯は治安がいい」って話には、性別の違いまでは反映されてないと思うんですよね。
単独行動してる外国人の女性は、マレーシアではどうしても目立ってしまいます。残念ながら、明らかに狙われやすいのは否めません。
単独行動より家族やグループで行動する国
出典 : https://umaiumai.blog59.fc2.com/blog-entry-2768.html
マレーシアの場合、ローカルの人で単独行動するのは少数派です。
多くの人たちは、家族や友人などのグループで行動します。
欧米はカップル文化と聞くことがありますが、マレーシアなどアジアは家族文化が強いですね。良く言うと情に厚く、悪く言うとすごくベタベタな人間関係です。
大人になっても家族勢揃いで旅行したり、週末に外食するのは珍しくありません。
それは友人グループも同じ。同じようなメンバーでしょっちゅう食事や旅行をしたり、メンバーに何かあったら助け合ったりもします。
日本の「家族」や「親友」ともちょっと違う密な関係というイメージです。
だから、単独行動してる人は日本以上に目立ちます。女性なら尚更のことです。
日本の女性はファッションからして目立ってる
日本からマレーシアに旅行などで来ている女性は、だいたい一目でわかります。
日本人と肌の色が近い中華系マレーシア人の女性と比べても、明らかに服装のセンスが違うんですよね。
中華系の女性がTシャツにショートパンツとかラフな格好が多いので、日本の女性はオシャレで女の子っぽいイメージは持たれているようです。
気をつけるべき10のポイント
このように、女性一人旅はどうしても目立つものだとは認識していただきたいです。
では、マレーシアの女性一人旅ではどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
一番警戒すべきはひったくり
一番遭遇する可能性が高い犯罪は、ひったくりです。
よって、ひったくりへの対策は最重要と考えます。
まず基本として、カバンは道路側には持たないようにしましょう。
そして、ひったくりが多い場所は人が多く集まるところです。人が集まる場所のほうが、人混みにまぎれて接近も逃走もしやすいんですよね。
例えば、有名観光地や中心部の交差点、ショッピングモール・交通機関やホテルの出入口、ATMの近くは要注意でしょう。
クアラルンプールで具体的に名を挙げると、ブキビンタンのPavilionやアロー通り周辺、KLCC(ツインタワー周辺)、ムルデカ広場(独立広場)周辺では注意してください。
そして、ひったくりは昼でも夜でもありうるので、常に一定レベルの警戒はしましょう。
特に背後のバイクに気をつけよう
人が多いエリアでは、ひったくりやその他の手段で観光客を狙おうという連中が集まってきます。
特に外を歩く時は、背後から来るバイクに気をつけましょう。
そのサンプルとなる動画を2つ紹介します。
(すでに削除されましたが)この動画はムルデカ広場(独立広場)で撮影されたものです。
マレーシアにもたくさんいる中国人ツーリストが被害者でしょうか。女性が自撮り棒を使って自撮りに夢中になっているスキに、カバンを背後からバイクでひったくられました。
このように、カバンを背後からバイクでひったくるというのは、マレーシアで頻発する乱暴な手口です。
アジアの人は自撮り大好きなので、こういった自撮り棒を使う人は観光地でよく見かけます。
でも、この動画のように自撮りをしている間はスキだらけです。
自撮りはほどほどにして、自分の背後を気をつけてくださいね。特に車道に近いところは要注意です。
では、次の動画です。
この動画の被害者は日本人女性だとか。観光客が行くエリアではありませんから、現地に在住されている人かと思われます。
クアラルンプール郊外のバンサーにある高級ショッピングモール「Bangser Shopping Center」の入口で、女性が車を降りた直後にカバンを背後からバイクでひったくられました。
ここはGACKTさんもよく買い物にいくショッピングモールだとテレビ番組で紹介していましたが、クアラルンプール郊外のお金持ちが集まるエリアのハイソなモールです。

マレーシアは車で出歩くほうが安全ですから、高級ショッピングモールにタクシーなど車で出かけるのは間違ってません。
しかし、モールの出入口は人の出入りが多いので、油断は禁物な場所です。
出入口に長くいる必要はないので、車を降りたらすぐに中に入りましょう。モールの中のほうがずっと安全です。
配車アプリのGrab Carを活用しよう
出典 : https://bloggerengineer.com/2015/08/ltfrb-cracks-down-uber-grabcar-to-launch-premium-taxi.html
世界のどこでも言われることですが、夜間の外出は昼間より危険です。
特にマレーシアは車社会ですので、ブキビンタンなどのクアラルンプール中心部以外で道を歩くのはすごく目立ちます。
よって、夜間帯はブキビンタンやツインタワー周辺でもタクシー等を使って外出しましょう。
それ以外の場所では、夜間帯だけでなく日中帯でもタクシー等で外出するのがベターです。
ただ、ホテルが呼んでくれるタクシーならある程度安心ですが、流しのタクシーはメーターを使いたがらなかったりマレー語しか通じなかったりで、あまり安心できません。
一番のオススメは、Grab Carというスマホの配車アプリですね。客と運転手で評価しあうので、ある程度のサービスや安全は担保されますし、行き先の指定もアプリでできます。クレジットカードで支払いができるのもありがたいですね。
ひと気のないところは行かない
先ほど人混みでは気をつけるようにと書いたのと矛盾するように感じるかもしれませんが、逆にひと気の少ないところも危険だったりします。
ひと気がないということは目撃者がいないので、犯罪を犯すにはうってつけなわけですから。
マレーシアは常夏の国ですから、昼間に出歩く人は多くありません。そのせいか、昼間のほうがひと気が少ない傾向があります。
平日昼間はオフィス街以外ではかなり人が少ないので、用心はしたほうがいいと思います。
ショッピングモールのトイレや駐車場、あとは中心部以外の観光地は要注意ですね。
現地人のようなラフなファッションがベター
出典 : https://malaysiajp.com/information/manners.html
前述のように、日本の女性はオシャレで女の子っぽい印象があるので、日本の時と同じようなファッションではどうしても現地では目立ってしまいます。
目立つのを防ぐためには、肌の色が近いマレーシア華人っぽいファッションをするがベターでしょう。具体的にいうと、Tシャツにスカートやショートパンツが多いです。
ただ、観光でモスクに行くならタンクトップやミニスカートはNGです。
また、一流のブランドショップで買い物したり5つ星ホテルのハイティーを楽しむなど、その手の小洒落たお店に行くなら、スマートカジュアルなファッションがベターでしょう。
5つ星ホテルなどを日本よりリーズナブルに楽しめるのはマレーシアのいいところ。TPOをわきまえて楽しみましょう!
公共交通機関はスリに気をつける
クアラルンプールの中心部は、モノレールと地下鉄が整備されています。また、GO KL City Busと呼ばれる観光客向けの無料バスまであります。
いずれの公共交通機関もとても便利なので、観光客が使うにはオススメできます。
ただ、上記の公共交通機関は地元の人にも便利なので、利用者は年々増加中です。そのおかげで混んでることが多いので、スリの被害もちょくちょく聞きます。
特にGO KL City Busは外国人観光客を狙ったスリが多いです。
荷物の管理には十分に気をつけましょう。
それでも、GO KL City Busは観光スポットを周るのには便利な乗り物。スリに気をつけた上で、ぜひ利用してみてください。
スマホとカメラに注意
スリやひったくりのターゲットになるのは、カバンの他にはスマホとカメラが考えられます。
普段は表に出さないでカバンの取り出しにくいところに入れたり、強奪されないようにしっかり持つのは基本です。
カメラは皆さん気をつけるでしょうが、うっかり油断しがちなのはスマホです。
日頃から触っているスマホに普段あまり気をつけないでしょうが、スマホの中でも特にiPhoneは狙われやすいので、十分に気をつけましょう。
日本ではキャリアと契約してスマホを分割で買うのが多くてイメージが湧かないかもしれませんが、海外ではスマホを単体で一括払いで買うのは珍しくありません。
マレーシアで警察官等の現業系公務員やブルーカラー系の人だと、iPhone一台は最低でも彼らの月給3ヶ月分くらいになります。当然iPhoneは誰もが知っている高級なスマホです。
iPhoneを持ち歩くことは、有名高級ブランド品を持ち歩くのと同じだと認識してくださいね。
声をかける人にはご用心
男性の一人と比べて、女性の一人は誰かから声がかかる可能性は高いと思われます。
確かに、アジアの人は日本よりもオープンでフレンドリーな人も少なくありません。
旅先で新たに友人ができたり等のいい出会いは私にもありますし、彼らは仲良くなったらとことん面倒を見てくれる人たちです。
そういう人の暖かさも含めてマレーシアを楽しんでもらえるといいなぁと思います。
しかし、そのフレンドリーさの裏に何かがある可能性があるのは否定できません。
そこについては、相手が大丈夫かそうでないかはご自身で判断することになります。
危険の確率を下げる手として、睡眠薬強盗を防ぐためにも、相手に勧められた食べ物や飲み物は自分で開封してください。
そして、仲良くなったからといってすぐ相手の家に行くのではなく、レストランやカフェなどの公共の場で会うのがベターでしょう。
ホテルは駅の近くがベター
女性の一人旅でしたら、ホテルも安全性が高い立地がベターです。
夜は駅からホテルまで歩くのが危険な場合もあるので、安全性を求めるなら駅に隣接しているホテルが一番じゃないでしょうか。
クアラルンプールだけでなく、東南アジアでは突然のスコールが降り出すとタクシーは全然捕まえられません。そんな時、電車でもホテルに移動できるのは大きいです。
クアラルンプール国際空港行きの電車とバスの始発駅であり、クアラルンプール中心部へ向かうモノレールや地下鉄が停車する KL Sentral 駅の敷地内には、2つのホテルがあります。
カジュアルで若者向きの”アロフト クアラルンプール セントラル”と、言わずと知れた世界的ホテルの”ヒルトン クアラルンプール”は、どちらも駅の改札口から外に出ないでホテルまで直行できます。
早朝や深夜に到着しても、空港から電車でホテルまで行けるのがありがたいですね。
初めてのクアラルンプールで不慣れな場合でも、安心して滞在できると思います。
>> Aloft Kuala Lumpur Sentral (アロフト クアラルンプール セントラル)
>> Hilton Kuala Lumpur (ヒルトン クアラルンプール)
クアラルンプールはゲストハウスから5つ星ホテルまで、多くのホテルが揃っています。5つ星ホテルでも他国よりリーズナブルですので、ホテルの滞在そのものも楽しめますよ。
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万が一の被害に備えて海外旅行傷害保険に入るべき
気をつけていたとしても、犯罪の被害や病気の可能性はゼロではありません。
ですから、海外旅行傷害保険には必ず入りましょう。
病気やケガをした場合は、保険が適用される病院を紹介してもらえます。
そしてスリやひったくりなどで盗難の被害にあった場合は、海外旅行傷害保険の携行品損害で盗難された物に相当する保険金を請求できます。
このような携行品損害の保険金請求の際は、必ず事故証明書を現地の警察署に発行してもらわなければなりません。
もし盗難など犯罪や事故に巻き込まれた場合は、最寄りの警察署で被害届を出して、事故証明書(いわゆるポリスレポート)を作成してもらいましょう。
このような海外旅行傷害保険は、自分で加入するよりもクレジットカードに自動付帯するのを利用するのが一番手軽だと思います。(カードの付帯だから制限があるわけではありません)
中でもオススメできるのは、 エポスカードです。
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マルイでお得に買物もできますが、このカードが特に充実するのは海外旅行傷害保険。
年会費無料のカードにも関わらず、カードを持てば海外旅行傷害保険は自動付帯であり、ゴールドカード並みの充実した補償内容です。
24時間日本語で電話を受け付ける事故受付センターもありますので、病院の紹介や手続きの問い合わせも心配いりません。
下記リンク先からネットで申し込んで、最短当日にマルイでカードを受け取れるくらい審査が速いのも大きな魅力。
海外旅行傷害保険が付帯のクレジットカードをお持ちでない人にはもちろん、海外旅行向けのサブカードとしてもオススメできるカードです。
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まとめ
以上、マレーシアの女性一人旅で気をつけるべきポイントを解説しました。
結論を言うと、イメージよりは治安がよくないとのが現実です。
といっても、多くの旅行者が行くクアラルンプール中心部やペナン島なら、あくまで旅行者の行動範囲で限定すれば、上記のポイントを気をつければ大丈夫だとは思います。
ただ、もしジョホールバルやクアラルンプール郊外(クランやプタリンジャヤ)に行かれるのなら、できれば信用できるローカルの人と一緒がベターですね。
マレーシアの在住者と旅行者に向けた治安に関する詳細な記事は、以下を参照してください。

また、マレーシアの日本大使館が提供する過去の犯罪・トラブル情報のページには、実際に発生した被害の詳細がまとめられてます。こちらも参照してください。
それでは、また!
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