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日本のブラック企業の特徴と対処法について

投稿日:2018-09-27 更新日:

日本のブラック企業の特徴と対処法について_1

こんにちは、なぐもさむです。

今の日本において、ブラック企業という言葉はすっかり定着しました。

ブラック企業の超ハードな環境は、心身ともに大きなダメージを与えかねません。

そんなブラック企業にわざわざ就職したい人はほとんどいないでしょう。

しかし、インターネット等で広まるブラック企業の情報は、噂話レベルや本人の主観が強すぎたりでその真偽が疑わしいものも少なくありません。

また、情報の多くが大手や有名企業に集中しており、それに比べると中小企業に関する情報は不足しています。

だから転職活動をする際は、その企業がブラック企業かどうかを最終的にあなた自身のフィルターで判断しなければいけません。

そのフィルターの精度を上げるためには、ブラック企業に多く当てはまる特徴を知っておく必要があります。

そこで今回は、日本におけるブラック企業の特徴を解説したいと思います。

海外のブラック企業の特徴については、以下の記事を参照ください。

海外のブラック企業の特徴と対処法について_1
海外のブラック企業の特徴と対処法について

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あの会社はネットでブラック企業とよく言われるけど、どうなんだろう?勤務時間も長くて辞める人は多いらしいけど。。。
なぐも
勤務時間が長いブラック企業が多いのは事実だけど、単純にそれだけでは判断できないんですよね。

 

ブラック企業に明確な定義はないが特徴はある

そもそも、ブラック企業については明確な定義はありません。

といっても、給料や残業代の未払いがあれば明確なブラック企業でしょうが。。。

そして、ブラック企業に当てはまるかはその人の主観によって左右されます。

たとえば、ベンチャー企業の創業者や創業メンバーは率先して長時間労働しますし、長時間労働は自身の成長につながると公言する人も見られます。

このような人たちは、ストックオプションによる利益など一般的な会社での勤務で得られない大きなリターンを目指しているので、会社を業績アップさせるべく長時間労働というリスクを取っているわけですね。

このように、目標があって自ら率先して長時間労働する人が集まる会社がブラック企業というのはちょっと違う気がします。

しかし、ブラック企業にはある程度の特徴があります。

長時間労働に加えて複数の特徴が当てはまり、かつ特徴の数が多いとブラック企業の可能性は高いでしょう。

(長時間労働だけでは日本の多くの会社がブラック企業になってしまうので。。。)

 

ブラック企業の特徴と対処法

それでは、日本のブラック企業の特徴とその対処法について述べていきます。

まずは、日本のブラック企業の特徴をまとめてみました。

日本のブラック企業の特徴

①意にそぐわない残業が多い

②常時採用活動をしており、離職率が高いと思われる

③精神論を重視する姿勢を全面に出す

④何かと理由をつけて辞めさせない

⑤パワハラやセクハラが横行する

⑥無意味に偉い社長や上司

意にそぐわない残業が多い

日本のブラック企業の特徴と対処法について_2

前述のように、大きなリターンを目指して率先して長時間労働する人が集まり会社はブラック企業とはいえないでしょう。

しかし、意にそぐわない残業を強いて長時間労働となる会社は別です。

いわゆるサービス残業などのように、本人の意にそぐわない残業による長時間労働が日常的に求められるのは、典型的なブラック企業の特徴といえます。

では、どれくらいの残業時間を超えると長時間労働になるのでしょうか?

その目安となるのが、36(サブロク)協定と過労死ライン。

まず、一般的に36協定とよばれる労働基準法36条の協定では、残業時間の上限は月45時間以内となります。

そして、労働災害の認定として過労死の目安となる過労死ラインでは、月80時間以上の残業時間が目安となります。

これらの基準を大きく超える残業時間が日常的な会社は要注意でしょう。

残業時間が長い上に以下の特徴も複数当てはまったら、ブラック企業とみなしていいと思われます。

 

常時採用活動をしており、離職率が高いと思われる

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離職率が高い会社は、それだけ環境が悪くて退職する人が多い可能性があります。

確かに、新卒の入社3年以内の離職率が低いランキングはCSR企業総覧にて公開されています。(2018年度版)

しかし、離職率が高い会社のデータは公開されず、噂レベルの情報しかありません。

そんな中、唯一情報として信用できるのは社員数と求人情報です。

会社のWebサイトなどで会社概要を調べると、社員数が確認できます。

その社員数と比べて、不自然なくらい大量に新卒採用や中途採用を行う会社は、それだけ環境が悪いなどで人の入れ替わりが激しいと考えられるでしょう。

そして、その数値でわかる客観的情報にプラスして、口コミや噂などの主観的情報を合わせることで、その会社がブラック企業か否か総合的に判断することができます。

 

精神論を重視する姿勢を全面に出す

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公私共に困難な場面において、最後に大事なのが気の持ちようなのは確かです。

だから、よく言われる『努力は必ず報われる』とか『最後まで諦めない』とかの精神論は決して無視できません。

しかし、努力は正しい方法と方向性が伴わなければ、単なる徒労になります。

私が見てきた限りでも、精神論を重視する姿勢をやたら全面に出す企業は、その辺りのバランスがよくないのが多い印象です。

つまり、結果がどうであれとにかく頑張ってる姿勢を全面に出すのが良しとされるので、頑張るイコール長時間労働になりがちですね。

こういう企業を見抜くためには、会社のWebサイトや求人広告に注目しましょう。

精神論についての言及が多かったり、アットホームでやりがいがあるなど抽象的な言葉を求人情報で全面に出す会社は要注意ですので、避けるのがベターだと思われます。

 

何かと理由をつけて辞めさせない

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不当な解雇は当然ですが、退職を申し出たにも関わらず何かと理由をつけて辞めさせようとしないのも立派なブラック企業の特徴です。

よくあるパターンは、『後任が決まるまで助けてほしい』と情に訴えるやり方です。

ひどいのだと、退職は契約違反だから損害賠償請求するとか脅すのもあります。

そもそも、民法627条により2週間前に退職を申し出ることで退職は法律的に成立するので、本来会社側は退職を拒むことはできません。

もし会社が退職届を受理しないとか最後の給料を払わないなど退職に関して困った場合は、労働基準監督署などの公的機関へ相談してください。

その際は、メールや音声録音・勤務表やタイムカードなど、法律違反の証拠となるものはすべて用意すればスムーズに手続きできるでしょう。

 

パワハラやセクハラが横行する

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長時間労働に並ぶ根強い問題とされるのが、パワハラやセクハラ。

そもそもパワハラやセクハラをする社員を見過ごしている段階で、その会社は社員の管理に大きな問題があります。

特にセクハラの被害者は多くが女性です。

セクハラを放置する会社は、女性社員が働きにくい環境を改善しないだけでなく、女性を低く見ているともいえるでしょう。

会社がそのような体質では、社内で訴えても解決は難しいかもしれません。

損害賠償請求などの法的措置をとることもできますので、医師の診断書や録音、メールやメモなどの証拠を集めたら、労働基準監督署などの公的機関か弁護士などの専門家に相談しましょう。

 

無意味に偉い社長や上司

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ブラック企業は上下関係にすごく厳しい体育会系が多いというイメージがあるんじゃないでしょうか。

特に社員数も少なくて人間関係が濃密な中小企業にありがちです。

私が日本で勤めた二社目は中小企業でしたけど、社長が来たら全員起立で挨拶しないといけないという慣習がありました。

そこは特にブラック企業ではありませんでしたけど、前職が大企業だった私には衝撃でしたね。(大企業ではまずないでしょう)

もちろん年長者を敬ったりなどの最低限の礼儀は必要でしょうが、社長や上司とは上下関係というより奴隷のような主従関係になるのは、もはやいきすぎです。

そのいきすぎた上下関係はパワハラやセクハラにもつながりかねません。

ブラック企業は社員の定着率が悪いので、周りがやめたから年功序列で上のポジションに上がれたような人も少なくありません。

そういう会社にいても学ぶことも多くなさそうですから、あまり長居をしないで次の転職活動に向けて準備を進めていくのがいいでしょう。

 

 

転職サイトと転職エージェントを活用して情報収集しよう

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前述のように、その会社がブラック企業かどうかは最終的に自分自身のフィルターで判断しなければいけません。

そのフィルターは人の主観や考え方にも左右されますので、偏りがないように様々な情報を集めるべきです。

そのためにも、転職先の企業の情報を数多く持っている転職サイトと転職エージェントを有効活用すべきでしょう。

 

キャリコネ

まずは口コミサイトのキャリコネをチェックしましょう。

通常、口コミというと噂話レベルの信憑性に乏しいものも少なくありません。

しかし、キャリコネでは口コミに関しては量より質ということで、独自の掲載基準でフィルタリングした適切な投稿のみ掲載しています。

また、キャリコネではtypeやマイナビ転職など大手16社の転職サイトの求人を横断検索できます。

気になる企業がありましたら、求人を検索して応募してみましょう。

キャリコネでは面接のレポートも見ることができるので、面接対策としても有効活用できます。

 

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、転職者の8割が登録するという国内最大の転職サイトです。

転職をぼんやりと考え始めたばかりの頃なら、まずはリクナビNEXTに登録してどのような求人があるのかチェックするのをオススメします。

リクナビNEXTは検索した求人に自ら応募したり、または企業からスカウトのオファーを待つのがメインですから、転職エージェントのようにコンサルタントから密なコンタクトが入ることはありません。

本当に転職する必要があるのか否かも含めて熟慮することができるので、マイペースな転職活動ができるでしょう。

そんな転職を考え始めたばかりにオススメなのはグッドポイント診断。

グッドポイント診断とは、リクルートキャリア社が独自のノウハウで開発した、約30分で自己分析ができる本格的なWebテストです。

選択肢を選んで回答するだけの簡単なテストですが、これによってあなたが持つ強み上位5つは何であるかを診断することができます。

(テストの精度を上げるためにも、自分の気持ちに素直になって回答しましょう。)

ストレングスファインダーに近いテストという感じですね。

ストレングス・ファインダー 2.0_1
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』のストレングス・ファインダー2.0で自分の強みを診断しよう

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転職活動を成功させるには、自己分析により自分の強みを知る必要があります。

自分の強みを知ることは転職活動で役立つのみならず、あなたが今後の人生をどう生きていくかの指針にもなるものです。

これだけ優れたテストを無料で受けられるのですから、それだけでもリクナビNEXTに登録する価値はあるでしょう。

そして、診断の結果をもとに自分の強みや方向性がハッキリしてきたら、それに合った求人をリクナビNEXTで検索してみましょう。

最大手ですからリクナビNEXT限定の求人も多く、求人数の多さではトップクラスです。

残業時間少なめや土日休みの求人で検索するのも可能ですよ!

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リクルートエージェント

転職に対して本格的に取り組むのなら、最近の転職市場は非公開求人の割合が増えていることを考えても、やはり転職エージェントの力は不可欠でしょう。

数ある転職エージェントの中でも最大手なのはリクルートエージェント。

国内最大手の転職エージェントなだけあり日系企業とのコネクションは他社より強いので、日系の大手企業の案件は特に充実しています。

また、海外で勤務する現地採用や駐在員の案件だけでなく、日本の拠点から海外に多く出張するような案件なども含め、数多くかつ幅広い求人を揃えています。

これらの多くが非公開求人ですので、転職エージェントに登録をしないとそもそも応募することができません。

転職エージェントを一つ登録するなら、まずはリクルートエージェントでしょう。

 

まとめ

以上、日本におけるブラック企業の特徴について解説しました。

前述の通り、ブラック企業について明確な定義はありません。

あなたがどういう方向を目指し、どういう環境で仕事したいのか。

それがハッキリすることで、あなた自身のフィルターを持つことができます。

あなたは会社に選ばれるのではなく、あなたが会社を選ぶのです。

あなたのフィルターを通った会社を利用するくらいの気持ちでいきましょう!

それでは、また!

  • この記事を書いた人
なぐもさむ

なぐもさむ

うつ病による退職後、アラフォーでタイとマレーシアで海外就職を実現しました。 現在は東京から、日本や世界の壁を越えた新しい働き方や生き方を追求中です。

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