こんにちは、さむさんです。
2020年現在、世界に大きく広がる新型コロナウイルス。
これは転職市場にも少なからずの影響があるでしょう。
多くの業界は採用を絞る傾向になるでしょうが、その一方でテレワーク需要に湧くインターネット業界や流通業界など、コロナにより業績がアップした一部の業界もあります。
そして、転職市場の状況とは関係なく、求められるスキルや条件があなたにマッチした求人がピンポイントで見つかる可能性もあります。
つまり、転職市場が冷え込んでるといえども、それはまったく転職の需要がないわけではありません。
だから、もし転職に少しでも意欲があるのなら、転職市場の動向を問わずに準備を始めるべきじゃないでしょうか。
そこで、転職市場が冷え込む時期はどのような準備をやるべきかを解説します。
目次
どのような準備をやるべきか
転職市場が冷え込んでいて活発でない時期であっても、転職に少しでも意欲があるなら以下のような準備をしてみましょう。
①自己分析をさらに深堀りして、本当に転職すべきかハッキリさせる。
②転職すると決めたなら、まずはあなたへの需要があるかどうかを確認する。
③すぐに転職しないなら、自分自身のスキルアップをはかる。
自己分析をさらに深堀りして、本当に転職すべきかハッキリさせる。
転職しようとする人の多くがするであろう自己分析。
ここでハッキリさせないといけないのは、『あなたは本当に転職すべきか』ということです。
そのために、『あなたはなぜ転職したいのか』という理由を徹底的に深堀りして明確にしてください。
この男性と女性のように、転職希望者は多かれ少なかれ職場への不満はあるでしょう。
しかし、『なぜ転職したいのか』がぼんやりとした不満のままでは、転職でその不満が解決されるのかわかりませんし、面接でも説得力がある志望動機を述べることはできません。
例えば、この女性の場合は社内で目指す分野に関わるのは難しいため、その可能性を高めるためには転職する必要性があると考えられます。
しかし、この男性の場合は社内が完全な年功序列でポジションはなかなか上がらないとか、部署を変えることが難しいとか、会社に残って不満を解決することが著しく困難かどうかまで深堀りするべきです。
単純に自分のスキルや経験不足でポジションが上がらないのなら、転職の前にまずスキルや経験の問題を解決しないといけませんよね。
ただし、もし今の会社ではスキルアップや経験を積むチャンスがないなら、転職する必要性があると考えられます。
ここで整理しましょう。
まずは『あなたはなぜ転職したいのか』の理由を徹底的に深堀りする。
深堀りした転職したい理由を解決するには、『転職すべき』というのが最善の方法だとハッキリ言えなければならない。
ここは時間をかけて考えて『あなたはなぜ転職したいのか』ハッキリさせましょう。
あなたの不満を解決する方法は転職ではなかった場合、たとえ転職したとしても不満は残ったままです。
その結果、不満は解決しないままなので、また転職を繰り返すことになるでしょう。
転職すると決めたなら、まずはあなたへの需要があるかどうかを確認する。
転職したいという気持ちがハッキリしたら、現状であなたへの需要があるかどうかを確認しましょう。
前述の通りにコロナウイルスにより業績がダウンした業界とアップした業界があるわけですから、一般的に転職市場が冷え込んでいたとしても、すべての業界が採用を絞るとは限りません。
そして業績がアップした業界なら、多くは採用活動が活発になります。
また、転職市場の動向に関わらず、あなたが希望する職種や業界でスキルや経歴がマッチングする求人がある可能性もあります。
転職市場においてその多くが非公開求人なわけですから、現在のあなたへ需要があるかは転職エージェントで確認しなければなりません。
多くの場合、転職エージェントへの登録は無料です。
転職エージェントを使う大きなメリットは、単に求人を紹介するだけではなく、転職業界に精通したプロフェッショナルであるコンサルタントからのアドバイスが受けられること。
最新情報の収集や自己分析のさらなる深堀りもできるし、書類のブラッシュアップにも大いに役立ちますよ。
複数の転職エージェントに登録して多くの情報を収集するべきですが、どこか一つ必ず登録すべき転職エージェントとなると、最大手のリクルートエージェントですね。
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すぐに転職しないなら、自分自身のスキルアップをはかる。
すぐに転職をしないなら、あせる必要はありません。
しっかり計画をたてて、じっくりとそのスキルを強化していきましょう。
自己分析をした結果、あなたが強化すべきスキルはハッキリしているはずです。
もしそれに加えて強化すべきスキルを一つ挙げるとしたら、やはり英語でしょう。
以前より増えているとはいえ、日本で英語のスキルに自信がある人はまだ多くありません。
つまり、あなた自身の本業のスキルに英語をプラスすることで、同じ求人に応募する競争相手に差をつけることができるわけです。
もちろん、英語が必須の求人に応募することもできるので、選択肢も幅広くなります。
英語でも何を勉強するかとすると、日本人が転職活動する場合ならTOEICが一番いいと思います。
確かにTOEICの勉強だけで英語が話せるようにはなりませんが、日本国内の転職活動・海外の日系企業への転職活動で一番知名度があってアピールできるのがTOEICのスコアです。
また、今後英語で会話できるのを目指す上でも、文法や単語をしっかり勉強した下地があるほうが早く上達します。
転職活動のことを考えるのなら、まずはTOEICで高いスコアを取ることを重視して勉強していきましょう。
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語学は積み重ねで身につけるものですから、ある程度の時間はどうしてもかかります。
じっくりスキルアップに取り組める時間があるなら、ぜひ英語も組み込んで強化してください!
まとめ
以上、転職活動が冷え込む時期はどのような準備をやるべきかについて解説しました。
こういう景気が冷え込んだ時期だからこそ、ご自身の将来や方向性を見直したという人は少なくないんじゃないでしょうか。
一部の業界を除けば今すぐ積極的に動くべきではないでしょうが、近い将来に転職すると決めたのなら、いずれ反動で求人が活発になった時に備えるべきです。
他の人が動かないうちに、転職に備えて今から少しずつ準備しておきましょう。
それでは、また!