こんにちは、さむさんです。
終身雇用ももはや過去のものとなった昨今、複業(副業)をやる人は私の周りでもだんだん増えてきました。
そんな私も、日本に帰国後は複業に取り組んでおります。
複業をやろうという人は、海外から輸入したものをネットで販売する、いわゆるECサイトを考える人も多いんじゃないでしょうか。
今日本でECサイトをやるなら、Amazon FBAをプラットフォームとしてAmazonで販売するのが定番でしょう。
私もECサイトを作るのではなく、Amazon FBAを利用して販売しました。
しかし、私はAmazonセラーとして1年強やってきましたが、少し前に撤退することにしました。
そこで今回は、私がAmazonセラー(FBA)から撤退した理由について解説します。
[st-kaiwa1]Amazonでの物販を検討されてる人に参考になればと思います[/st-kaiwa1]
Amazon FBAとは?
Amazonセラーになるべくいろいろ調べると、必ずAmazon FBAという言葉を聞くと思いますが、これはどういう意味でしょうか。
Amazon FBAとは、フルフィルメント by Amazonの略。
つまり、セラーが商品をAmazonの物流センターに送ることで、商品の保管・注文処理・返品など、ほとんどすべてのカスタマー対応をAmazonに委託できるサービスです。
Amazonからの発送のほうが信頼される
Amazonでの商品を見ると、販売と発送のパターンは3つあります。
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①『この商品はAmazon.co.jpが販売、発送します。』
②『この商品は○○が販売し、Amazon.co.jpが発送します。』
③『この商品は○○が販売、発送します。』
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Amazonは自社以外にも多くの業者が出店していますが、注文しても商品を発送しなかったりなど詐欺アカウントのトラブルがあるのは、ほとんどが③のパターンです。
しかし、①②のパターンでは確実に商品がAmazonから発送されるし、プライム会員は送料無料です。
このプライムのマークがついていれば①②のパターンになるので、多くのユーザーが選ぶのは信頼性と送料でベネフィットがあるプライムがついてる商品。
Amazonに単に出店するだけでは③のパターンですが、Amazon FBAを利用することで②のパターンで出店することができます。
よって、Amazonで物販をするなら、ユーザーに選ばれるためにもAmazon FBAの利用は大いに検討すべきでしょう。
Amazonでは他社よりも低コストで運営できる
Amazon FBAでの出店は、今までのECサイトより圧倒的に低コストでハードルも低いです。
最低限かかる手数料は月額4900円(税別)で、あとは商品が1つ売れるごとのFBA利用手数料(在庫保管手数料と配送代行手数料)のみ。
登録にあたっても、審査らしいのはほとんどありませんでした。
ちなみに、楽天市場に出店する手数料は一番安いプランで月額19,500円(税別)で、その上年間一括払いが求められ、初期登録費用が60,000円。
そして、システム利用料として毎月の売上から数%が徴収されます。
このように、楽天市場での出店は初回の支払いだけで300,000円以上かかるわけです。
登録にあたっても、販売店として実体があるのかなどをAmazonよりちゃんと審査します。
いかにAmazon FBAの出店がハードル低いかが、これでわかっていただけたんじゃないでしょうか。
その上、日本でトップクラスのECサイトであるAmazonに多くを丸投げできるわけですから、自分でECサイトを運営するより売りやすく効率的です。
Amazonから撤退する理由
ここまで、Amazon FBAでの出店がいかにメリットがあるかについて書いてきました。
では、いったいなぜ私はAmazon FBAでの出店から撤退したのでしょうか。
初めての物販へのチャレンジ
自分はAmazonセラーになることが、初の物販へのチャレンジでした。
AmazonではFBAを利用すれば効率的に運営できそうだとわかったので、物販のためにFBAを利用したAmazonセラーになることは迷わなかったです。
しかし、問題はどういう商材を販売するのか。
売上から利益を出すためにも、売れる商品を選ばなければいけません。
とはいえ、最初だから商材への目利きも十分でないので、自分がよく知ってて馴染みがあり、かつ需要が大きいジャンルから商材を選びました。
それは、スマートフォンのアクセサリー関連です。
中国の深圳で仕入れた商品を、2017年冬からAmazonで売り始めました。
始めるにあたり、とりあえず1年はAmazonセラーを継続して、1年経ったら今後どうするかを考えるというスタンスは、私の中で決めていました。
激しい価格競争
Amazonセラーになって、最初の半年はそこそこ利益も出たと思います。
やはりスマートフォンのアクセサリーは需要があるので、競争相手が多くても価格次第では手にとってもらえるチャンスがあったですね。
しかし、時間が経つとどんどんライバルは増える一方。
Amazonへの参入は比較的容易ですから、新しいAmazonセラーはどんどんやってきます。
そうなると、必然的に価格競争も厳しくなります。
例えば、2018年初頭ならスマホのガラスフィルムは1枚で1000円切るくらいがお値打ちの商品でしたが、2018年秋くらいには2枚セットで1000円前後が珍しくなくなってきました。
ここまで来ると、完全にレッドオーシャンで体力勝負の競争ですよね。
スマートフォンのアクセサリーみたいに競争相手が多いジャンルは、他のジャンルでもこの傾向でしょう。
広告費も必要
実際にAmazonセラーになるまでわからなかったのは、広告費が想像以上に必要なこと。
とにかく、この広告費がバカになりません。
Amazonのシステム上の仕様として、広告を出しているセラーが優先されて検索上位で表示されます。
実際のユーザーは、同じ商品を比較する際に検索結果を隅々まで比較するほど時間かけないですし、検索上位で表示されるかどうかはすごく重要です。
事実、試しに広告をやめたらとたんに売れなくなりました。
だから、出店するなら広告は必要なのは間違いありません。
とはいえ、際限なく広告費を出して、広告費が利益を上回っては意味ありません。
商品の単価や売上などを鑑みて、広告費をどれくらい出すかをトライアンドエラーして適切な価格を追求すべきでしょう。
[st-kaiwa1]それでもネット広告ですから、広告費用としてはかなり低額ですね。[/st-kaiwa1]
FBA利用手数料も値上げの傾向
前述の通り、AmazonセラーとしてAmazon FBAを利用する場合、月額料金の他、FBA利用手数料(在庫保管手数料と配送代行手数料)が商品が一個売れるたびに取られます。
このFBA利用手数料ですが、ちょうど2019年2月に値上げされました。
配送業者の配送料も値上げされましたし、配送代行手数料の値上げはしかたないところはあるかもしれませんが。。。
ただ、今回の値上げはわりと大幅です。
商品の重さや大きさで変わるので一部値下げの商品もありますが、多くの商品は一個あたりの配送代行手数料が数十円から100円前後くらい値上げされます。
商品一個につきの手数料ですから、積み重ねるとかなりの金額を払うことになるでしょう。
次に物販をやるならどうする?
以上の理由から、私はAmazon FBAでの出店から1年強で撤退しました。
すでにAmazon FBAは解約して、販売も中止してます。
今回のAmazonセラーとしての活動は、実際にやってみたことでいろいろ考えたり、気づくことがありました。
そこで、私がもし物販を始めるならどうするか、という点をまとめてみます。
[st-kaiwa1]個人が小規模で始めたり、複業でやるという前提での話です。[/st-kaiwa1]
Amazonは販売力がある分、ライバルも多い。
そもそもAmazonは販売力があるのに、Amazon FBAでのセラーは低コストで運営できます。
だからAmazonに参入するライバルは、日本だけでなく海外からもすごく多いのを認識しましょう。
[st-kaiwa1]私がやってたスマートフォンアクセサリーも、中国の業者が多く参入してます。[/st-kaiwa1]
ライバルが多い分、価格競争に陥りがちですし、新たな商材を見つけてもすぐに見つかって真似される可能性は高いです。
他にも、代引き購入でたくさん注文を入れて在庫切れにさせて、すぐに注文キャンセルするという嫌がらせも最近よく聞きました。
そして、このようなライバルに勝つにはそれなりの広告料を払って、Amazonで上位表示させるのが大前提です。
このレッドオーシャンは、資金力や過去の実績がある大きな業者が今後ますます有利になるのは否めません。
個人が物販を小規模で始めたり複業でやるなら、Amazonは回避したほうがいいかと思いました。
どこで売るかは重要
無駄な競争を避けて小規模でやるためには、どこで売るかのプラットフォーム選びは重要です。
もちろん、自分で構築した自分のサイトで売るのが一番ですが、サイトを構築するだけの技術力などが求められます。
今だったら、STORES.jpやBASEをプラットフォームとして自分でECサイトを構築するのがいいんじゃないでしょうか。
[st_af id=”3299″]
[st_af id=”3297″]
STORES.jpやBASEなどは、テンプレートをベースに自分でカスタムすることでより簡単かつ低コストなECサイトを構築できます。
クレジットカード決済やショッピングカートの機能、そして海外対応はもちろん標準サービスであり、FBAのような配送代行の有料オプションは、どちらのサービスでも提供されます。
Instagram上からリンクして販売できる機能も、今の時代にはあっていますね。
[st-kaiwa1]特に海外向けなら、InstagramやFacebookから販売するのは重要です![/st-kaiwa1]
大まかな機能は両者で似ていますが、テンプレートや細かいところで違いはありますから、そこで好みは分かれるかもしれません。
例えば、手数料はSTORES.jpが有利な反面、無料で使える機能が多いのはBASEのほうです。
両方を比較してみて、ご自身にあったほうでサイトを運営するのがいいんじゃないでしょうか。
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大手が手を出さない商材を売ろう
そして、プラットフォームと同様に商材選びも重要です。
私が選んだスマートフォンのアクセサリーは需要は大きいですが、大手も参入するゆえに薄利多売の価格競争で、体力勝負をせざるをえませんでした。
やはり、小さく始めるなら大手との体力勝負は避けるべきです。
つまり、大手が手を出さない商材にすべきでしょう。
薄利多売とは真逆の、単価は高めで狭く深い志向のニッチな商材です。
一番いいのは、簡単には真似できないものをどこかで発注して作ってもらうか、ご自身で作ることでしょう。
[st-kaiwa1]例えば、ご自身でデザインしたTシャツやオリジナルのバッグをどこかに発注して作ってもらって、それを自分のECサイトで売ることですね。[/st-kaiwa1]
中国の深圳などにある問屋街や工場では、商品を発注して作ってもらうことも可能です。
もちろん、単純にそのまま仕入れるよりも手間がかかりますし、信頼できる業者を探したりなど面倒なこともあります。
しかし、面倒だからこそ大手は手を出しませんし、我々のように小回りがきく個人でもつけいるスキがあるわけです。
中国の問屋街で大量に仕入れてそのまま売るような商材は、大手でも簡単に売れますし、大手はよりお金をかけて大々的に売り出すでしょう。
もしご自身の趣味などで詳しいジャンルがあり、その中でアイデアがあれば、それを商材として積極的に考えるのはいいと思います。
情報発信をコツコツと
ニッチな商材を選ぶのなら、まずは消費者向けに商材の認知度を上げていく必要があります。
やはり認知度を上げるなら、インターネットでの情報発信です。
TwitterやInstagramなどのSNSはもちろん、ブログやYouTubeなども駆使して、定期的に情報をコツコツ発信していきましょう。
インターネットを使う人はたくさんいても、毎日のように情報発信を続けている人はなかなかいません。
時間はかかりますが、情報発信を続けたら間違いなく何らかの成果がありますよ。
まとめ
以上、私がAmazonセラー(FBA)から撤退した理由について解説しました。
複業といえども、お金を稼ぐことはすべてビジネスです。
ビジネスというとカッコいいかもしれませんが、どんなビジネスもそのほとんどが失敗します。
GoogleもSNSのGoogle+を終了させましたし、AmazonもスマホのFire Phoneを終了させてます。
このように、GoogleやAmazonみたいな世界的企業が大々的に始めても撤退したビジネスはたくさんあります。
我々がビジネスが失敗するなんて当たり前で、全然不思議ではないわけです。
もちろん、失敗しても大損害がないように、どこで損切りするかは決めておくのがいいでしょう。
ちょっとくらい失敗したって、死ぬわけじゃありません。
だから、我々もできる範囲で小さくトライアンドエラーを繰り返して、その中からうまくいったビジネスを複業として集中すればいいと思います。
私も今回はAmazonでの物販から撤退しましたが、また別のプラットフォームで再開したいと考えています。
肩肘張らないで、まずは小さくなにかやってみましょう!
ちなみにこの本、スモールビジネスを始める人が今後のビジネスの方向性を考えるにはうってつけの教科書です。
とにかく大手とは違う方向を目指すべきというのがよくわかりました。
私は先日読んだばかりでしたが、もっと早く読みたかった。。。
それでは、また!
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