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香港と中国を結ぶ広深港高速鉄道に香港西九龍から広州南まで乗ってみた

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こんにちは、なぐもさむです。

香港から中国の深圳・広州に行くアクセスは、香港の紅磡駅(ホンハム, Hung Hom)から電車で行くのは定番でしょう。

紅磡からは、羅湖までの香港MTR(駅で国境を越えて深圳へ)と、広州東や中国各地への直通列車が走っています。

しかし、このルートは常に混雑しているという大きな問題があります。

特に羅湖の出入国審査は、混雑している時間帯は相当待たされます。

そこで新しくできたのが、中国の新幹線(中国高鉄)が香港に乗り入れることで開通した広深港高速鉄道。

香港の西九龍駅での出入国審査はそれほど混まないですし、香港国際空港からのアクセスが容易というメリットもあります。

なぐも
香港国際空港からエアポートエクスプレスの九龍駅経由で乗り換えできます!

先日、私は香港の西九龍から中国の広州南まで広深港高速鉄道に乗車しました。

メリットもデメリットもありますが、比較的わかりやすくトータルではオススメできる移動手段の一つです。

そこで今回は、香港と中国を結ぶ広深港高速鉄道の利用方法やその特徴について解説します。

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広深港高速鉄道とは

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広深港高速鉄道とは、香港から深圳・広州へ直通する最高時速350kmの高速鉄道のことをいいます。

時刻表を見ていただくとわかりますが、メインは香港西九龍から深圳北・広州南への直通列車です。

まだ本数は少ないですが、中には広州南から先の北京や上海など中国各地へ直通する列車も。

そして、広深港高速鉄道は香港・中国の出入国審査をすべて西九龍駅で行うので、中国側に着いたらそのまま外に出ることができます。

 

西九龍から広州南まで乗車してみた

実際に西九龍から広州南まで乗車すると、どのような感じでしょうか。

まだ乗ったことがない人にもイメージできるように紹介してみようと思います。

 

エアポートエクスプレス九龍駅から徒歩で西九龍駅へ

まずは、香港国際空港から九龍駅までエアポートエクスプレスを利用しました。

そして、エアポートエクスプレス九龍駅から西九龍駅までは5分ほど歩いて移動します。(ビルの中を歩くので、雨に濡れることはありません。)

 

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九龍駅の改札口を出たら、『高速鐵路』『High Speed Rail』との案内が指し示す方向にひたすら歩いてください。

 

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駅ナカのショッピングモールを抜けて、隣のビルへのブリッジを渡ります。

ブリッジを渡ったら、そこが西九龍駅です。

 

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中に入って更に先に進み、『Departure Concourse』のエスカレーターを降りると、そこに広深港高速鉄道の切符売り場がありました。

 

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切符売り場のすぐそばにお土産屋があり、同じビルには飲食店などもあるようです。

 

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切符売り場の列は、当日発の列車のみの窓口、翌日以降の前売りのみの窓口、ネットで予約した切符を受け取る窓口の3つに分かれています。

 

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列車の予約はしませんでしたが、私は平日昼だったのでそれほど時間がかからずに切符を購入できました。

日本のクレジットカードはもちろん、Apple Payなどでも支払ができます。

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切符の自動販売機は香港・中国のIDカードが必須で、外国人は利用できません。

 

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なお、乗車券にはパスポート番号や氏名も記録されます。

広深港高速鉄道も中国高鉄も切符を買う際にパスポートが必須ですので、購入時には用意しておきましょう。

また、中国で切符を買う際には香港以上に長蛇の列に並ぶことになり、海外発行のクレジットカードは受け付けてくれません。

帰りの予定が決まっているなら、香港で往復分の切符を購入するのを強くオススメします。

 

ゲートの先で出入国審査

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切符を購入したら、列車が出発する45分前までに『離港』『Departures』と書かれたこのゲートをくぐって出入国審査場に向かいます。

 

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ゲートの中は小さい免税店くらいしかないので、買い物や食事はゲートを通る前に済ませておきましょう。

 

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香港の出国審査の先にある黄色いラインを通ると、香港であるにもかかわらず中国側のエリアとなります。

 

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中国の入国審査を終えると、その先は列車の待合スペースになります。

 

待合スペースは何もありません

待合スペースに着いたら、あとは列車に乗車するだけです。

しかし、改札口が開いてホームに入れるのは発車の15分前です。

 

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待つにしても待合スペースにお店が一つもなかったので、あまり早く到着すると退屈でしょうね。

 

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私は一等車の切符を買ったので、ラウンジを使うことができました。

『商務候車室』『Business Lounge』のほうに向かうとエレベーターがあるので、上のフロアに上がります。

 

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ラウンジですが。。。ハッキリいってガラガラです。

私の他には2人くらいしかいませんでした。

 

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一応ラウンジですので、お茶とちょっとしたお菓子は用意されています。

しかし、このエスプレッソマシンも壊れていましたし、お湯のポットとティーパックがそれぞれ別のところに置いてあって不便でしたね。。。

 

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ラウンジから見下ろした待合スペースです。

あまりにもガラガラだからスタッフの女性も手持ち無沙汰気味で、列車の改札開始の時間になったらお知らせしてくれてありがたかったです。

 

快適な列車であっという間に中国へ

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改札が始まる時間になったら、ゲートに行きましょう。

せっかちな中華系の人なので、すでに長蛇の列ができてると思います。

 

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西九龍と福田・深圳北を往復する列車だと短い編成ですが、広州南やその先に行く列車は20両近くある長い編成がほとんどなので、ゲートも2つあります。

乗車する号車でゲートが変わるので、確認しておきましょう。

 

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ゲートを通って、ようやくホームに降りることができます。

 

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ホームの先端に入れないので、先頭車が完全に入る写真は撮れませんでした。

日本の鉄道みたいな発車のアナウンスがないので、早く乗車しておきましょう。

 

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そして出発。

西九龍を出た時はガラガラの車内でしたが、深圳北からはたくさん乗ってきました。

香港では200kmまでしか出しませんが、中国に入ると300km超で走ります。

でも、日本の新幹線のように揺れずに快適な乗り心地ですね。

 

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座席は一等車は2列+2列、二等車は2列+3列ですので、こちらも日本の新幹線とほぼ同じです。

やはり一等車のほうが空いてて、日本ほど一等車と二等車の価格差が大きくないので、広州南まで乗るなら一等車でもいいかもしれません。

福田・深圳北までなら30分もかからないので、二等車で十分でしょう。

 

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西九龍を出て1時間ほどで広州南駅へ到着。

ここは中国高鉄のターミナル駅なので、30くらいあるホームから中国各地に向けて高鉄が走る、ものすごく大きな駅です。

広州南駅には両替所やSIMカードを購入できる場所はありませんが、ATMはあります。(広い駅なので探すのは大変かも)

クレジットカードでキャッシングして中国元を手に入れたら、地下鉄で広州のほうに向かいましょう。

なぐも
広州南と同様、深圳の福田・深圳北からは地下鉄で中心部に移動できます。

 

広深港高速鉄道の特徴

広深港高速鉄道はどのような感じなのかおわかりになったでしょうか?

それでは、広深港高速鉄道の特徴をまとめてみました。

広深港高速鉄道の特徴

①慣れない人でもわかりやすく乗り換えも少なめ

②香港国際空港からアクセスしやすい

③香港・深圳・広州ともに駅が中心部から少し外れている

④待ち時間が長め

慣れない人でもわかりやすく乗り換えも少なめ

香港から中国へ行くのに一番安いとされる移動手段は、やっぱりバスです。

香港から中国へ直通のバスであっても、国境手前で一度バスを降りて、出入国審査を終えたらまた自分のバスを探して乗車する必要があります。

しかし、わかりやすい案内があるわけでもなく、その上混雑するバスターミナルでたくさんある中からバスを探すのは、慣れない人にはわかりにくいのは否めません。

バスと比べたらフェリーと広深港高速鉄道は運賃が高いのですが、どちらも乗り換えが最小限でわかりやすいのが大きなメリットです。

広深港高速鉄道は、西九龍で乗車したら中国まで乗り換え無しの快適な鉄道の旅を楽しむことができます。

 

香港国際空港からアクセスしやすい

香港国際空港から出ているフェリーには劣りますが、西九龍駅は空港からのアクセスも悪くありません。

空港からエアポートエクスプレスで九龍駅に行き、降りてから西九龍駅まで歩くのを含めても、トータルで30分かかるかどうかです。

九龍駅から西九龍駅はずっと空調がきいた室内を歩き、エスカレーターとエレベーターも完備しているので、スーツケースを押しながら歩くのも難しくないでしょう。

香港国際空港から香港の紅磡駅まで空港バスで行くことができますが、60分くらいかかりますし渋滞の可能性も高いので、時間は読みにくいですね。

 

香港・深圳・広州ともに駅が中心部から少し外れている

ここからはマイナス面の特徴です。

大きなマイナスとして、香港・深圳・広州ともに新しい駅をターミナルにしているので、それぞれ街の中心部からは少し離れています。

香港なら香港島の中環(セントラル)と九龍の尖沙咀(チムサーチョイ)、深圳なら羅湖や老街、広州なら広州東や天河・北京路でしょうか。

西九龍・深圳北・広州南も地下鉄で中心部にアクセスできますが、特に広州は遠いですね。

広州南から中心部は30分から1時間くらいかかるでしょう。

この点、香港の紅磡駅から羅湖・広州東駅までの直通列車、そして香港国際空港や香港市内からの直通バスは、街の中心部に直接アクセスする点で大きなメリットがあります。

 

待ち時間が長め

広深港高速鉄道は西九龍駅で出入国審査を済ますことができますが、その反面として普通の列車より早く駅に到着する必要があります。

まず、切符を買う際に時間がかかる可能性があります。

私は平日昼だったので10分程度で切符を買えましたが、週末など混雑する時期だとそれなりに時間がかかるでしょう。

そして切符を買った後は、列車が出発する45分前までにゲートを通って出入国審査を受けなければなりません。

それを考えると、列車が出発する90-60分前には西九龍駅に到着するべきだと思います。

まさに飛行機と同じですね。

ちなみに、広深港高速鉄道の切符はネットで事前に予約して、予約した切符を別の窓口で早く受け取ることができます。

香港国際空港に到着してそのまま西九龍駅に行く人は、飛行機や入国審査で時間がかかる可能性があるので、その点を考えて予約しましょう。

通常は安い二等車から売り切れますが、一等車より上なら当日でも空いてる可能性は高いです。

なぐも
週末や中国の連休(旧正月など)は予約するとベターかもしれません。

 

まとめ

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以上、香港と中国を結ぶ広深港高速鉄道の利用方法やその特徴について解説しました。

香港中国間は毎日通勤でも行き来する人がたくさんいるので、国境を越える移動手段は色々とあります。

ただ、移動手段はそれぞれ一長一短なので、どれがベストなのかはその人によりけりです。

それでも、広深港高速鉄道はわかりやすさやスピードも含めて、オススメ度は高いほうだと私は思います。

ぜひ一度快適な列車での旅を体験してみてください。

それでは、また!

 

  • この記事を書いた人
なぐもさむ

なぐもさむ

うつ病による退職後、アラフォーでタイとマレーシアで海外就職を実現しました。 現在は東京から、日本や世界の壁を越えた新しい働き方や生き方を追求中です。

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