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駐在員として働きたい人が登録すべき転職エージェントについて

2017-12-10

こんにちは、さむさんです。

海外で働きたいけど、現地採用ではなく駐在員を希望される人はいらっしゃることでしょう。

駐在員は現地採用よりも高待遇であるのがほとんどですから、特にご家族がいらっしゃる人なら駐在員を目指されるのがベターだとは思います。

しかし、駐在員は高待遇のハイクラスな求人になるので、公開求人よりも非公開求人で募集するほうが多いです。

非公開求人に応募するには、一般的には転職エージェント経由で応募することになります。

ただし、転職エージェントでも駐在員など海外の案件に強いところでないと、転職活動を成功させるのは難しいでしょう。

そこで、駐在員を希望する人が登録すべきオススメの転職エージェントをまとめてみます。

★海外に現地採用として転職したい人は、こちらの記事を参考にしてください。

★海外から日本に帰国して転職したい人は、こちらの記事を参考にしてください。

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駐在員の求人の特徴

駐在員を目指す人にオススメのエージェント_1

駐在員の求人は、現地採用や日本国内の求人にとは違う特徴があります。

駐在員は非公開求人がほとんど

駐在員の求人の多くが非公開であることには理由があります。

それは、駐在員は高いスキルや経験を求める高待遇なポジションですから、誰でもいいわけではなく、採用すべきか否かをすごくシビアに見て判断する必要があるからです。

企業の側でも、人を一人採用するだけでもすごく時間やコストがかかります。

そのために転職エージェントの手を借りてでも、応募者を事前にエージェントのフィルターにかけることで採用を効率よくできるわけですね。

駐在員に求められるスキル

そんな駐在員にはどのようなスキルが求められるでしょうか。

まず一番必要なものとして、自身の今の業務は数年以上の経験とスキルを積み重ねている必要があります。業界を変えて新たなキャリアを築くというより、今までの業界の経験を元にキャリアをステップアップするということです。

その上で、すでに日本でマネジメントやリーダーの経験があればなおいいでしょう。

また、自身がまだ30歳前後など若手で経験が少なめでも、現地採用で数年の経験がある場合は、海外への耐性の強さがウリになるでしょう。

企業の側も、せっかく入社したのに海外生活に慣れなかったり嫌になって帰国を希望するのを恐れています。

ある特定の国の駐在員候補を求める求人の場合、その国で現地採用の経験が数年あれば、現地への適応力の高さが評価されるでしょう。

これは現地採用の人のキャリアアップとしては理想的な方向性じゃないでしょうか。

特に中小企業の駐在員は人材不足のため、チャンスは大いにあります。

 

海外の案件に強い転職エージェントを利用しよう

そして駐在員を希望する場合は、海外の案件に強い転職エージェントを複数登録しましょう。

転職エージェントは大手から中小まで数多くありますが、それぞれに得意不得意があります。

また、海外に強い転職エージェントには海外の転職市場に精通したコンサルタントが多数在籍しており、英文レジュメなどの書類作成や内定後の給与交渉などをサポートしてくれます。

駐在員や現地採用などグローバルな転職の案件は、それを扱うエージェントに集中して集まりますので、選択肢を増やす上でも複数のエージェントに登録しましょう。

 

駐在員の求人に強い転職エージェント(メイン)

駐在員の求人に強い転職エージェントとして、以下の1社はメインで使えるところです。

ご自身の年代や希望する業種や国を問わず、登録するのを強くオススメします。

 

リクルートエージェント

駐在員を目指す人にオススメのエージェント_3

リクルートメントといえば国内でも最大手の転職エージェントです。

国内の案件はもちろん、駐在員など海外の案件についても多く取り扱っています。

また、ハイクラスな駐在員のみならず、日本の拠点に在籍した上で海外への出張が多くなるような案件も揃えているのが特徴です。

若手向きな案件は、他社よりリクルートエージェントのほうが多いですね。

国内最大手だけあり日系企業とのコネクションは他社より強いので、日系の大手企業の案件は特に充実しています。

赴任先の国はアジアや北米・中南米だけでなく、欧州やアフリカなどもあるので、他社よりも幅が広いです。

必ず登録すべきエージェントと言えるでしょう。

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doda

海外就職・帰国しての転職にオススメの転職エージェント_DODA_1

dodaのエージェントサービスはリクルートエージェントと並ぶ国内最大手の転職エージェントです。

国内でもグローバルでも案件が多くて幅が広いこと、日系企業とのコネクションが強いこと、そしてグローバル転職に精通したコンサルタントが多数いるのは、リクルートエージェントと同様です。

個人的には転職活動の経験が少ない若手の人はdodaが特にオススメできると思います。

なぜなら、dodaならでの特徴として、海外就職や駐在員・外資系企業などでキャリアを積むグローバル人材を目指す人に向けたコンテンツが非常に充実しているところが挙げられるからです。

帰国して転職活動する準備_Doda_2

グローバルの転職活動全般や英語面接のノウハウなど、必要な情報はかなりまとまっているので、転職活動でやるべきことや全体の概要はこれで把握できるでしょう。

リクルートエージェントだけでなく、他社転職エージェントのサイトを見てもそこまでコンテンツは充実していません。

また、dodaのエージェントサービスは二人以上のコンサルタントが担当につくという特徴があります。

他社のコンサルタントは通常一人が担当になるので、それだけ手厚くかつ色々な角度からのサポートが期待できますね。

キャリアアドバイザー

通常の担当に相当するコンサルタントが、キャリアアドバイザーです。

案件の紹介や職務経歴書など書類作成のサポート、面接のアドバイスや日程調整、そしてキャリアプランの提案やアドバイスを通じて、未来を見据えたキャリアが形成できるよう1対1でサポートしてくれます。

採用プロジェクト担当

前述のキャリアアドバイザーとは違い、採用プロジェクト担当は各企業に一人の担当がついており、求人企業の採用活動をバックアップしています。

よって、各企業の採用計画や求める人物像を理解しているので、採用担当者の目線による書類や面接のアドバイス・内部情報の提供を通じ、キャリアアドバイザーと違う角度からサポートしてくれます。

その他の担当

以上の二人のコンサルタントの他にも、必要があれば分野別に特化したコンサルタントがさらなるサポートをする体制も整っています。

例えば、エグゼクティブ層に特化したエグゼクティブ専門コンサルタント、語学が堪能な人に特化したバイリンガル専門コンサルタントなどが、専門分野にマッチした求人の紹介やアドバイスを通じてサポートしてくれます。

このように充実したサポートの手厚さは、他社エージェントにないメリットです。

転職に慣れてない若手の人はもちろん、中堅以上の人でも満足できる案件の多さもありますから、必ず登録すべきエージェントと言えるでしょう。

 

駐在員の求人に強い転職エージェント(サブ)

駐在員の求人に強い転職エージェントとして、以下の2社はサブで使えるところです。

メインの2社とは違った特徴がありますので、合うようでしたら活用してみてください。

ビズリーチ

駐在員を目指す人にオススメのエージェント_4

最近テレビCMなどで知名度も上がっているビズリーチ。

ハイクラスな求人を全面に出しており、駐在員など海外の案件も多く扱っています。

一見リクルートエージェントと似てますが、大きな違いがあります。

前述の1社は担当のコンサルタントが案件を紹介するスタイルですが、ビズリーチは登録されてる人を外部のヘッドハンターがチェックして、スカウトという形で接触するスタイルです。

つまり、ビズリーチは登録者と外部ヘッドハンターの間に立つようなイメージですね。

ヘッドハンティングというとすごく大げさなイメージですが、実際には登録するとちょくちょくヘッドハンターや企業の採用担当者からコンタクトがあります。

ただ、当然ですが我々の側でヘッドハンターを選ぶことはできません。

しかし、縁があって理想的な案件を持つヘッドハンターのコンタクトがあるかもしれません。

リクルートエージェントをメインに使う人も、一応は登録しておくといいんじゃないでしょうか。

 

まとめ

以上、駐在員を希望する人が登録すべきオススメの転職エージェントをまとめてみました。

求人の質を担保するためにも、駐在員の案件に強い転職エージェントへの登録は重要です。

前述のように、駐在員などハイクラス求人の多くは非公開のため、転職エージェントが抱える非公開求人を見逃すのは大きな機会損失になります。

また、このようなエージェントは、すぐに転職を考えていない場合でも無料の面談でキャリアの棚卸しや市場価値を確認することができるので、今後の指針を定めるのに役立ちます。

このようにエージェントは利用価値が大ですので、うまく活用していつでも動けるように準備して、いざ転職する時にチャンスを逃さないようにしましょう。

この記事で取り上げた転職エージェントを活用して、世界で活躍する駐在員への道にチャレンジしてみてください!

それでは、また!

  • この記事を書いた人

さむさん

うつ病による退職後、アラフォーでタイとマレーシアで海外就職を実現しました。 現在は東京から、日本や世界の壁を越えた新しい働き方や生き方を追求中です。

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