こんにちは、さむさんです。
先日テレビで放送されたボンビーガールで、英語もタイ語もできないのにバンコクへ移住した女性が取り上げられてましたが、ネットではかなり叩かれてましたね。
就職が決まってないのに部屋を契約してたのは大いに疑問だったものの、そこまで叩くことはない話だと思うのですが。。。

一番槍玉に挙げられてたのが、彼女が英語もタイ語もできないということ。
実際に彼女の語学がどれだけのレベルなのかはわかりませんが、おそらく彼女を叩いてた皆さんは海外への移住や就職は未経験の人が大半じゃないでしょうか。
なぜなら、海外就職や駐在員を目指すのに一番重要なスキルは語学ではないからです。
外語大出身の人は就職が有利なのか?
もし海外就職や駐在員を目指すのに語学が一番重要なスキルだとしたら、外国語を専攻してしっかりと勉強している外語大出身の人が一番有利になるでしょう。
しかし、語学はあくまでコミュニケーションツールという位置づけです。
よって、実際は業務に必要なレベルのコミュニケーションができれば、それ以上多くは求められません。
例えば、外語大出身で英語を専攻した学生よりも、情報工学など実務的な学問を専攻して、さらに英語を学んだ学生のほうが有利に就職できます。
また中途採用においても、英語が微妙でもITや営業などの実務を数年間経験しており、それに関するスキルを持つ30代のほうが有利に就職できます。
このように、海外で一番求められるのは、実務のスキルがあるかどうかです。
自国民にない高いスキルを持っているからこそ、高いコストを負担して外国人に就労ビザを発行してでも働いてもらいたいという需要があるわけですね。
言語以外のスキルが乏しい外語大出身の人が就職で不利なのは、新卒でも中途採用でも否めないのが現状です。
語学よりも実務のスキルが一番重要
では、なぜ海外の企業は語学以上に実務のスキルを重視するのでしょうか。
海外の企業は即戦力を求めることもありますが、語学(特に英語)だけができる人材はまったく希少価値がないからです。
世界にはマルチリンガルがたくさんいる
現在日本で生活されている皆さんは、自分の身の回りに英語が得意な人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
おそらく、身の回りは英語が苦手な人が多いんじゃないかと思われます。
だから、日本においては英語がそれなりにできるというだけで、就職の選択肢は大きく広がります。
しかし、世界では英語を含め三カ国以上しゃべれるマルチリンガルな人も珍しくありません。
アジアではマレーシアとシンガポールがまさにそうです。
五カ国語くらい使う人は当たり前だし、そうでなければ生きていけません。
特に中華系の人は、中華系のコミュニティ内でも複数の中国語を使い分けます。(北京語・広東語・福建語を中心に潮州語や客家語など)
そしてマレー語はもちろんのこと、英語もそれなりにできます。(シンガポール人や英語の学校出身者を除くと英文法とかメチャクチャですが)
さらに大卒の高学歴な人だと、日本語などさらに他の言語ができる人もいます。
しかし、そんな数カ国語できる高学歴なエリートでも、シンガポールを除けば大卒の初任給は日本よりずっと安いのが現状です。
英語や中国語ができて、さらに日本語がわかる中国人がいたら、日本語しかできない日本人よりもそういう人を雇いたい人は絶対にいるでしょう。
だから、語学力だけではあまり周りに差をつけられないのです。
日本語のネイティブスピーカーというのは需要があるスキル
しかし、それでもわざわざ日本人を求める企業は世界にも多くあります。
それは日本語のネイティブスピーカーであるのにプラスして、現地で需要があるスキルを持っているからです。
日本では日本語ができるのは当たり前ですが、現地では当たり前でないので、日本語ができること自体がスキルと言えるわけです。
例えば、海外にある日本向けコールセンターのオペレーター。
コールセンターはノースキルと言う人もいますが、現地で当たり前でない日本語のスピーカーであることがスキルになるから、現地で雇用されるわけです。
これが現地人でなく日本人のネイティブスピーカーであったり、日本のコールセンター経験者であれば、さらに希少価値は上がります。
わざわざ日本を出て現地に行く日本人は貴重な存在ですし、コールセンターを使うユーザーも相手が日本人であるほうが安心感を持ちますので、中核メンバーや将来はリーダー以上の役割も期待されるでしょう。
日本の顧客対応に慣れていることも需要があるスキル
そして日本は顧客の目がとても厳しく、要求も多くて難しい、世界でも特殊なマーケットです。
そんな日本で長く働いた経験があったり、日本の顧客対応に慣れているのは立派なスキルといえます。
私の前職においても、ヘルプデスクの受付担当は半分くらいはマレーシアの日本語話者のスタッフで対応していました。
彼らはみんな国費留学で日本の大学に数年間通っていたので、外国人慣れしてない人が多い日本人の気質や日本人とのコミュニケーション方法について、日本に長く住んだ人でないと知りえないレベルで深く理解しています。
このように、彼らは日本語ができるのみならず、日本の顧客をどのように対応するかについての高いコミュニケーションスキルを持っているわけです。
彼らができる日本の顧客が好むレベルのきめ細やかな対応は、単に日本語を勉強しただけの現地人のスタッフには難しいでしょう。
日系企業の現地拠点に駐在員や日本人メンバーが求められるのも、日本の本社側の要望を理解して、彼らが中心になって実行するのを期待されるからです。
外語大出身の人がアピールするスキルは?
海外で働くには、語学だけでなく業務のスキルが重要なのはお分かりいただけたでしょうか。
それでも、外語大を志望したり、外国語以外のアピールポイントが少ないという人もいらっしゃるでしょう。
それなら、現状でアピールポイントとなる語学をウリのスキルにするべきですね。
語学をレベルアップして、通訳になれるくらいの語学力があればいいでしょうが、その実力を目指すのは時間も労力もかかり、難易度が高いでしょう。
そこで、発想を変えてみましょう。
前述のように、日本向けのコールセンターでは、日本語のネイティブスピーカーであること自体がスキルになります。
同じように、特定の言語がわかることがスキルになるポジションを探せばいいのです。
オススメは、英語や中国語以外のマイナーな言語もわかるというポジションです。
マイナーな言語に強くなろう
多くの人が外国語というと、英語がまず頭に浮かぶでしょう。
英語は義務教育の段階から勉強が始まり、大学でもどの学部でも勉強します。
大学の第二外国語は中国語にフランス語・ドイツ語あたりが多いですね。
しかし、アラビア語やタイ語みたいなマイナーな言語を大学でしっかりと勉強するのは、外語大くらいじゃないでしょうか。
タイやベトナム・ミャンマーでは、駐在員や現地採用などでたくさんの日本人が現地で仕事をしています。
しかし、こういう外国人が働く企業は社内共通語を英語にしていることも多く、タイ語やベトナム語・ビルマ語みたいな難しい言語ができる人は多くないのが現状です。
それでも、より現地のメンバーと密着して仕事をするなら、現地の言葉ができるに越したことはありません。
このようにマイナーな言語は、英語ほど高いレベルでなくてもできること自体がスキルになり、希少価値が高くなるわけです。
だから外語大を志望するなら、マイナーな言語を専攻して、その言語の国に長期留学する制度がある外語大を目指すべきでしょう。
長期留学の経験でその国の言語を学んだだけでなく、海外生活への耐性があることもアピールできます。
それにより、将来の駐在員候補として新卒でも高く評価され、その国に強いスペシャリストとしてキャリアを築くチャンスがあるでしょう。
目指すは三ヶ国語以上
もちろん、英語は共通言語的なポジションなので、できて当然という扱いです。
日本語の他に英語・中国語などメジャーな言語を身につけ、さらにマイナーな言語をプラスして、三ヶ国語以上使えるのを目指しましょう。
語学以外で海外でも通じるスキルを身につけるなら
海外の企業でも通じるよう、海外で需要があるスキルを身につける必要があります。
それなら、需要も将来性もあるITをやるべきじゃないでしょうか。
Webサイトの作成やをアプリ制作などを手がけるプログラミングでも、サーバーやネットワーク・クラウドのインフラを手がけるインフラ系でも、どちらでも世界中で高い需要があります。
日本にいるうちにスクールで学んでから国内のIT企業で数年経験を積み、語学として英語をちゃんとやれば高く評価されるでしょう。

また、ITの用語は基本的に英語がそのまま使われるので、その点でも馴染みやすいんじゃないでしょうか。
まとめ
以上、海外就職や駐在員を目指すのに一番重要なスキルは語学ではない件をまとめてみました。
何度も言いますが、英語は共通言語的なポジションとして当然必要です。
でも、それはできて当然だからこそ、実務のスキルで差をつけなければいけません。
以上を念頭に置いて、海外を目指してスキルアップをしていきましょう!
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それでは、また!
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